ルイボスティーの飲み過ぎは大丈夫?専門家が教える適量と注意点
「ルイボスティーは体に良いから」と、
ついつい一日に何杯も飲んでいませんか?
実は私も、お客様から
「美味しくて、つい飲み過ぎてしまうけど大丈夫でしょうか?」
とご相談を受けることがよくあります。
ノンカフェインで、寝る前でも飲める。
クセがなく、毎日の水分補給としても取り入れやすい。
ルイボスティーには、そうした魅力がありますよね。
だからこそ、
- 毎日たくさん飲んでいても平気かな
- 飲み過ぎて、かえって体に負担をかけていないだろうか
そんな不安がふと頭をよぎる方も、少なくないと思います。
せっかく健康のために飲んでいるお茶で、
もし体に負担をかけてしまっていたとしたら――
それは、少し寂しいことですよね。
まずはそのモヤモヤした気持ちを、
一緒に整理するところから始めていきましょう。
この記事でわかること
- ルイボスティーを「飲み過ぎてしまう理由」と、その背景
- 飲み過ぎた場合に考えられる体への影響と、過度に心配しなくてよい理由
- 「肝臓に悪い?」といった噂の真相と、専門家としての見解
- 1日に飲む量の目安と、無理なく続けるための工夫
- 毎日適量を飲むことで得られる、ルイボスティーのメリット
- 安心して飲み続けるために、品質や安全性で見るべきポイント
こんにちは。
茶つみの里の中根と申します。
当店は、創業およそ80年。
私は長年、お茶一筋で歩んできました。
私たちが何よりも大切にしているのは、
目先の安さや流行ではありません。
お客様の
10年後、20年後の健康や安心感。
そこにきちんと寄り添えるお茶であるかどうか、
その一点です。
お茶は、特別なときの嗜好品ではなく、
毎日の暮らしにそっと寄り添う存在です。
だからこそ、品質を犠牲にするような
安易な妥協は決していたしません。
「売って終わりにしない」
お買い上げいただいたその先からが、
本当のお付き合いの始まりだと考え、
これまでお客様一人ひとりの不安や疑問に向き合ってきました。
今回も、専門家として誠実に。
ただし、難しい言葉は使わず、
できるだけ分かりやすく。
ルイボスティーの「飲み過ぎ」について、
丁寧にお話ししていきたいと思います。
目次
ルイボスティーの飲み過ぎが気になる理由と本当の影響
カフェインゼロでも飲み過ぎが心配なワケ
ルイボスティーはカフェインを含まないため、
妊娠中の方やお子様でも安心して飲めるお茶として知られています。
また、抗酸化作用が期待されるポリフェノールや、
体に必要なミネラルが含まれていることから、
「健康に良いお茶」の代表格として紹介されることも多いですね。
実際、私自身も夜寝る前には、
深蒸し煎茶ではなくルイボスティーをよく飲みます。
温かいお茶をゆっくり飲むと気持ちが落ち着きますし、
カフェインがないので、睡眠の妨げにもなりません。
こうした理由から、
ルイボスティーは「いくらでも飲めてしまう」お茶でもあります。
ただ、ここで一つ大切なことがあります。
ノンカフェインだからといって、
無制限に飲んで良い、というわけではありません。
水分とはいえ、
一度に大量に摂取すれば体内のバランスに影響が出る可能性があります。
特に健康志向の方ほど、
「体に良いものだから、たくさん摂ったほうがいいはず」
と、つい頑張りすぎてしまう傾向があります。
実際に私も、お客様から
「毎日ポットで煮出して、1リットル以上飲んでいますが大丈夫でしょうか」
とご相談を受けたことがあります。
お気持ちは、痛いほど分かります。
ですが、健康のためだからこそ、
無理に大量に飲む必要はありません。
まずは、
なぜルイボスティーの「飲み過ぎ」が良くないと言われるのか。
その理由を、順を追って確認していきましょう。
ルイボスティーを飲み過ぎると起こりうること
まず前提としてお伝えしておきたいのは、
ルイボスティーそのものに、強い副作用があるわけではない、という点です。
ただし、
一度に大量に飲んだ場合や、
長期間にわたって過剰に摂取した場合には、
いくつか注意すべき点が報告されています。
ここでは、主に考えられている影響を順に見ていきましょう。
ミネラルの摂り過ぎによる影響
ルイボスティーには、
- カリウム
- マグネシウム
といったミネラルが比較的多く含まれています。
ミネラルは体に必要な成分ですが、
どんな栄養素でも「摂り過ぎ」は体調に影響することがあります。
たとえば、
- カリウムを摂り過ぎると、利尿作用が強まり、トイレが近くなることがある
- マグネシウムを過剰に摂取すると、お腹が緩くなり、人によっては下痢につながることがある
といった点が指摘されています。
実際に、
「ルイボスティーを飲むと、お腹を下しやすくなった」
という声を耳にすることもあります。
ただし、こうしたケースの多くは、
- 一日中、何杯も
- しかも濃い状態で
飲み続けていた場合です。
適量で楽しんでいる分には、
通常は過度に心配する必要はありません。
ポリフェノール成分による影響
もう一つ、触れておきたいのがポリフェノールの影響です。
ルイボスティーに含まれるポリフェノール
(フラボノイド類)は、
抗酸化作用が期待される成分として知られています。
一方で、摂り過ぎた場合には、
- 鉄分の吸収を妨げる可能性
- 腸の動きを抑制する可能性
があるとも言われています。
そのため、大量に飲み過ぎると、
- 貧血気味になる
- 便秘を招く
といった影響が出る恐れも指摘されています。
特に、
- 食事からの鉄分摂取がもともと少ない方
- 妊娠中の方
は、こうした影響を受けやすい場合がありますので、
量には少し気を配ったほうが安心です。
飲み過ぎによる影響の整理
ここまでの内容を、簡単に整理してみましょう。
| 成分 | 摂り過ぎた場合に考えられる影響 |
|---|---|
| カリウム | 利尿作用が強まり、トイレが近くなる |
| マグネシウム | お腹が緩くなり、下痢につながることがある |
| ポリフェノール | 鉄分吸収の低下、便秘、貧血気味になる可能性 |
いずれも、
「適量を大きく超えた場合」に指摘されている内容です。
普通にお茶として楽しんでいる範囲であれば、
過度に心配する必要はありませんが、
「体に良いから」と無理をしないことが大切だといえるでしょう。
「ルイボスティーは肝臓に悪い?」噂の真相
インターネット上では、
「ルイボスティーを飲み過ぎると、肝臓に負担がかかる」
といった噂を目にすることがあります。
こうした情報を見ると、
「毎日飲んでいるけれど、大丈夫だろうか」
と不安になってしまいますよね。
確かに、ごく一部ではありますが、
非常に大量のルイボスティーを、長期間にわたって飲み続けたケースで、
肝臓の数値に変化が見られたという報告は存在します。
たとえば、海外の症例では、
1日10杯以上のルイボスティーを1年以上飲み続けた男性が、
肝機能障害を起こしたという例が紹介されています。
また別の報告では、
1日6杯程度を約6週間続けた試験で、
肝臓や腎臓に関わる酵素の値が、
わずかに上昇したというデータも示されています。
こうした話を聞くと、
驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、ここで冷静に見ておきたいのは、
これらはいずれも、極端な飲み過ぎによる特殊なケースだという点です。
実際には、
1日2〜3杯程度の通常の飲用量で、
健康に害が出たという報告は、ほとんど見当たりません。
私自身も、日々さまざまな文献や情報に触れていますが、
「適量であれば、肝臓に有害な影響は認められない」
という見解が、専門家の間では大勢を占めています。
ですから、
インターネット上の噂だけを鵜呑みにして、
過度に心配する必要はありません。
ただし一方で、
・肝臓がもともと弱い方
・持病をお持ちの方
が、自己判断で大量に飲み続けることは、
避けたほうがよいという点も、専門家の間で共通しています。
「過ぎたるは及ばざるが如し」。
どんなに体に良いとされるお茶でも、
摂り過ぎれば、体に負担となる可能性があります。
私が日頃、お客様にお伝えしているのは、
「お茶として楽しむのであれば、1日2〜3杯。
どんなに多くても、500mlのポット1本分くらいにしておきましょう」
ということです。
このくらいの量であれば、
ルイボスティーに含まれる栄養も無理なく取り入れられますし、
水分補給としても十分です。
逆に言えば、
「毎日2リットル飲まなければ健康になれない」
というようなものでは、決してありません。
たくさん飲めば飲むほど、
何か特別な効果が高まるわけでもありませんので、
どうぞご安心くださいね。
ルイボスティーを毎日飲むメリット
適量を守れば、ルイボスティーは、
毎日の生活にとても取り入れやすいお茶です。
ここで、主なメリットをいくつか確認しておきましょう。
ノンカフェインで、時間を選ばず飲める
まず何と言っても、ルイボスティーはノンカフェインです。
そのため、
夕方以降や寝る前でも、安心して飲むことができます。
実際に私のお客様の中にも、
「寝る前にホッと一息つきたいときは、必ずルイボスティーです」
という方が、たくさんいらっしゃいます。
リラックス効果については感じ方に個人差がありますが、
温かいハーブティーをゆっくり飲む時間そのものが、
気持ちを落ち着かせてくれますよね。
抗酸化成分を、無理なく取り入れられる
もう一つ見逃せないのが、抗酸化成分が含まれている点です。
ルイボスティーには、
ポリフェノール(ルイボス特有のアスパラチンなど)が含まれており、
体をサビさせる原因となる活性酸素を抑えるサポートが期待されています。
実際に、
適量のルイボスティーを習慣的に飲んでいる人は、
そうでない人に比べて、
血液中の抗酸化レベルが高まったという研究報告もあります。
ミネラルをお茶から補える
ルイボスティーは、ミネラルが比較的豊富なのも特長です。
- マグネシウム
- カルシウム
- 亜鉛
など、普段の食事だけでは不足しがちな成分を、
お茶から手軽に補えるのは嬉しい点ですね。
ただし、先ほどもお伝えした通り、
ミネラルは摂り過ぎると体調に影響することもあります。
あくまで、
「足りない分を、無理なく補う」
そのくらいの気持ちで取り入れてください。
毎日の水分補給と、健康サポートを両立できる
毎日、無理なく2〜3杯ほど飲むことで、
水分補給と健康サポートの両方を兼ねられる。
これが、ルイボスティーの大きな魅力だと感じています。
実際に、静岡県のお客様からは、
こんなお声もいただいています。
「家族で毎日ルイボスティーを楽しんでいます。
クセがなく、子どもも一緒に飲めるので助かります。」
小さなお子さんからご年配の方まで、
家族みんなで同じお茶を囲める。
それは、とても素敵なことですよね。
ルイボスティーは、
世代を問わず、日常の暮らしにそっと寄り添ってくれるお茶だと、
私自身、日々感じています。
飲み過ぎないための工夫あれこれ
「つい美味しくて、何杯もおかわりしてしまう……」
そんな方は、飲み方に少し工夫をしてみましょう。
濃さを調節して楽しむ
ひとつ目の工夫は、
ルイボスティーの濃さを調節することです。
濃いめに抽出すると、
風味がしっかり出て美味しい反面、
その分、成分も濃く出ます。
もし一日に何杯も飲みたいのであれば、
- ティーバッグを早めに引き上げる
- 少し薄めに淹れてみる
といった方法も一つの手です。
実際に、
「薄めても、ルイボスのほんのり甘い香りが好きで、
ゴクゴク飲めるんです」
という方もいらっしゃいます。
また、ミネラルの摂り過ぎが気になる方には、
- 水で希釈する
- 水出しで抽出する
といった飲み方もおすすめです。
水出しの場合は、
成分の抽出がゆるやかになるため、
味もまろやかで、たくさん飲みやすくなりますよ。
他のお茶や水と、上手に組み合わせる
もう一つ大切なのが、
他のお茶や水とバランスを取ることです。
たとえば、
- 午前中や食事中は麦茶や緑茶
- 午後から夜にかけてルイボスティー
といった具合に、
一日の中で飲むものを振り分けると、
偏りを防ぎやすくなります。
また、
「今日はちょっとルイボスティーを飲み過ぎたかな」
と感じた日は、
翌日は少し控えめにする。
そんなふうに、
日ごとにメリハリをつけるのも、
賢い楽しみ方だと思います。
ご自身の体調と相談しながら、
「このくらいが、いちばん心地よい」
と感じられる量を見つけてくださいね。
無理なく続けられることが、何より大切です。
品質と安全性にもこだわって選ぶ
毎日飲むお茶だからこそ、
品質には、ぜひとことんこだわっていただきたいと思います。
いくら適量を守っていたとしても、
品質の低いお茶を選んでしまっては、本末転倒ですからね。
幸い、ルイボスティーは、
南アフリカの大自然で育まれたハーブティーで、
もともと農薬やカフェインの心配が少ない飲み物です。
ただし、ひと口にルイボスティーといっても、
- 茶葉の等級
- 発酵や加工の方法
- 栽培環境
- 保存状態
などは、製品によってさまざまです。
保存状態が悪ければ、
風味が落ちるだけでなく、
安全性の面でも不安が残ってしまいます。
当店では、長年の経験をもとに、
信頼できる農園で、丁寧に栽培・発酵された
高品質なルイボスのみを取り扱っています。
さらに、使用しているルイボスは、
オーガニック認証を受けた原料です。
毎日口にするものだからこそ、
農薬や化学肥料に頼らず、
自然に近い環境で育てられた茶葉を選ぶことも、
一つの安心材料になると考えています。
もちろん、残留農薬検査についても、
しっかりと確認を行い、
基準を満たした原料だけを使用していますので、
安心してお選びいただけます。
読者の皆様も、ルイボスティーを選ぶ際には、
ぜひ一度、
- 産地はどこか
- どのような栽培・品質管理がされているか
といった点に目を向けてみてください。
「安いから」という理由だけで飛びつくのではなく、
自分自身が納得できる、
安心して飲み続けられるお茶を選ぶことが大切だと、
私は考えています。
長く飲み続けるものだからこそ、
安全性と美味しさの両方を満たした、
お気に入りの一品に出会えるといいですね。
つまり、ルイボスティーを毎日安心して楽しむためには、
- 飲み過ぎないよう、適量を守ること
- 信頼できる、高品質なお茶を選ぶこと
この二つが大切だといえるでしょう。
ノンカフェインで体にやさしいルイボスティーは、
適切に取り入れることで、
皆様の健康的な暮らしをそっと支える、
心強い存在になってくれます。
この記事を通して、
少しでも不安が和らぎ、
「これなら、自分も毎日続けられそうだ」
と感じていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。
私はこれからも、
お客様一人ひとりの悩みに寄り添いながら、
専門家として、正直で誠実なアドバイスを
お届けすることをお約束します。
「ちょっと相談してみようかな」
そう思ったときは、
どうぞ遠慮なく、茶つみの里の中根まで
声をかけてくださいね。
これからも、
皆様の未来の安心に少しでも寄与できるよう、
心を込めて、お茶をご提案してまいります。
毎日の暮らしに、寄り添うお茶。


