茶つみの里のよみもの
2025.12.19

杜仲茶は危険?不安な噂を専門茶舗が丁寧に解説|安心して選ぶための判断軸

せっかく体に良いと聞いたお茶を飲むなら、できるだけ安心して、長く続けたいですよね。
ところがインターネットで「杜仲茶 危険」という言葉を目にして、思わず不安になったことはありませんか。

実際、私のもとにも
「杜仲茶って体に悪いんですか?」
というご相談が寄せられることがあります。

健康に良いとされるお茶だからこそ、
逆に副作用や安全性が気になる――
そのお気持ち、私自身とてもよくわかります。

「毎日飲んでも大丈夫なのだろうか」
「何か副作用があったらどうしよう」
「農薬や成分は本当に安全なのだろうか」

そんなふうに、心の中でモヤモヤした不安が膨らんでいませんか。

一方で、
「せっかくなら家族みんなで安心して飲めるお茶を選びたい」
「できることなら、長く飲み続けて将来も健康でいたい」
そう願っていらっしゃる方も多いはずです。

そんなあなたの不安を少しでも和らげ、
安心して選ぶための判断材料をお届けできればと思っています。

私は、創業から約80年続く日本茶・健康茶の専門店
茶つみの里の代表、中根と申します。

ただ商品を売るのではなく、
お茶を通じてお客様の健康に寄り添うこと。
それが、私の変わらない信条です。

目先の安さよりも、
お客様の10年後、20年後の健康や安心感を何より大切にしています。
品質を犠牲にするような安価な商品は決して扱いませんし、
売りっぱなしにすることもありません。

お茶をお届けしてからが、本当のお付き合いの始まりだと考えているからです。

この記事では、
杜仲茶の安全性や効果について、専門家の立場から誠実にお話しします。

最後まで読んでいただければ、
「杜仲茶って、思っていたほど怖いものじゃないんだ」
と、少し肩の力を抜いていただけるはずです。

それでは、一緒に杜仲茶の真実を見ていきましょう。


この記事でわかること

この記事では、「杜仲茶は危険なのでは?」と不安を感じている方に向けて、
専門茶舗の立場から、次のようなポイントを丁寧にお伝えしています。

  • 杜仲茶が「危険」と言われる理由と、その実際の考え方
  • 杜仲茶に副作用はあるのか、飲む際に気をつけたい点
  • 妊娠中・持病がある場合に、注意しておきたいポイント
  • 安心して飲むための、杜仲茶の選び方(産地・品質・価格)
  • 無理なく続けるための、飲み方や保存方法の考え方

正しい知識を持ち、
ご自身やご家族にとって納得できる選択ができるよう、
判断の基準を整理しています。



杜仲茶 危険の真相:副作用はある?

杜仲茶に危険な成分はある?

まず、杜仲茶に含まれる成分と、その安全性について整理してみましょう。

杜仲茶は、中国を起源とする落葉高木である「杜仲(とちゅう)」の葉を、乾燥・焙煎して作られるお茶で、現在は日本国内でも栽培されています。
この杜仲の葉には、カフェインが含まれていません。

緑茶や紅茶とは違いノンカフェインのため、
カフェインの刺激を避けたい方や、妊娠中の方、小さなお子さんでも、比較的安心して飲めるお茶とされています。

杜仲茶の葉には、

・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム

といったミネラル類のほか、
ビタミンB1・B2などのビタミン類も含まれています。

さらに、杜仲茶特有の成分として
「ゲニポシド酸」や「アスペルロシド」といった植物由来の成分も含まれています。

これらの成分は、体のめぐり(代謝)をサポートし、
血圧やコレステロールに良い働きかけをする可能性があるとされており、
杜仲茶が健康茶として親しまれてきた理由の一つでもあります。

では、なぜ「杜仲茶は危険」と言われることがあるのでしょうか。

一部では、
「杜仲茶はカリウムが多いから、飲みすぎると危険なのでは」
と心配する声が見られることがあります。

しかし、厚生労働省の情報によれば、
人間の体には余分なカリウムを体外へ調整・排出する仕組みが備わっています。

そのため、杜仲茶を通常の範囲で飲む分には、
カリウムの摂りすぎによって体に負担がかかる心配は、ほとんどないとされています。

つまり、
杜仲茶そのものに、人体に害を及ぼす成分が含まれているわけではない、
というのが正確な理解と言えるでしょう。


杜仲茶の健康作用:ダイエットや血圧への影響

杜仲茶は、ただ「安全なだけ」のお茶ではなく、
日々の健康管理に役立つさまざまな働きが期待されているお茶でもあります。

古くは中国で、不老長寿の薬木とも呼ばれ、
漢方薬として血圧を下げる目的などに用いられてきました。

こうした長い歴史に加え、
現代の研究においても、杜仲茶に含まれる成分が私たちの体に良い作用をもたらすことが報告されています。

基礎代謝や脂肪燃焼への働き

例えば、杜仲茶特有の成分である「アスペルロシド」には、
基礎代謝を高め、脂肪の燃焼を促す働きがあるとされています。

この作用によって、
内臓脂肪を減らし、肥満を予防・改善する効果が期待されています。

血圧やむくみへの影響

また、もう一つの主要成分である「ゲニポシド酸」には、
血管を拡げて血圧を穏やかに下げる作用や、
利尿作用(体内の余分な水分や塩分を排出する作用)が確認されています。

そのため、杜仲茶は、
高血圧が気になる方の体調管理や、
塩分のとりすぎによるむくみ対策に役立つお茶としても注目されています。

研究報告から見える杜仲茶の可能性

実際に、日本国内の杜仲茶に関する研究では、
「1日6グラムの杜仲茶葉を煮出し、2ヶ月間飲み続けたところ、
ウォーキング1時間分に相当する体脂肪減少効果が認められた」
という報告もあります。

さらに、杜仲茶の香りにはリラックス効果があり、
寝つきを良くする働きも示唆されています。

カロリーゼロ、カフェインゼロであることも相まって、
こうした健康作用を、無理なく日常生活に取り入れやすい点も、
杜仲茶ならではの魅力と言えるでしょう。

このように、杜仲茶には、
日々の健康管理にそっと寄り添ってくれる、嬉しい働きが期待されています。

一方で、ここまで読むと、
「本当に副作用はないのだろうか?」
と気になってくる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで次に、
杜仲茶の副作用や、飲み方に関する注意点について、
もう少し詳しく見ていきましょう。


杜仲茶で副作用が出ることはある?

基本的に、杜仲茶は副作用の心配が少ない、安全性の高いお茶です。
ただし、どんな健康食品でも同じですが、過剰に摂取した場合や、体質によっては、まれに不調を感じることがあります。

起こり得る体調変化について

杜仲茶には、利尿作用や便通を促す作用があるため、
一度に大量に飲むと、お腹が緩くなったり、腹痛を感じたりすることがあります。

特に、普段あまり水分を摂らない方が、
急に杜仲茶をがぶ飲みしてしまうと、

・トイレが近くなる
・脱水気味になってだるさを感じる

といった症状が出る可能性もあります。

また、体質によっては、
濃い杜仲茶を飲んだことで胃腸が刺激を受け、
急にお通じがついてしまうことも考えられます。

安心して飲める目安量

では、どのくらいの量であれば安心して飲めるのでしょうか。

一般的には、
1日2〜3杯程度の杜仲茶を、ゆっくりと飲む分には問題ない
と言われています。

初めて飲む方や、胃腸が敏感な方は、
まずは少量から始めてみて、体調の変化がないかを確認しながら、
少しずつ量を調整していくと安心です。

もし、飲んだあとに、

・お腹の調子が悪くなる
・体調に違和感を覚える

といったことがあれば、
無理をせず、いったん摂取を中止してください。

そのうえで、水分補給や休息をとり、
必要に応じて医師に相談するようにしましょう。

適量を守り、自分のペースで飲んでいれば、
杜仲茶によって大きな副作用が起こることは、まずありません。

次は、
妊娠中の方や、持病がある方など、
特に注意が必要なケースについて触れていきます。


妊娠中・子どもでも杜仲茶を飲める?

妊娠中に杜仲茶を飲んでも大丈夫?

杜仲茶はノンカフェインで刺激が少ないお茶のため、
妊娠中の方や、小さなお子さんにも比較的安心と言われています。

実際に、カフェインを含む緑茶やコーヒーの代わりとして、
妊婦さんが杜仲茶を選び、日常的に飲んでいる例もあります。

私のお客様の中にも、
「妊娠中は杜仲茶に切り替えて、リラックスタイムに飲んでいました」
という声が寄せられています。

妊娠中・授乳中に気をつけたいポイント

ただし、妊娠中や授乳中は、
普段以上に体調が変化しやすく、体も敏感になりやすい時期です。

杜仲茶そのものに特別な副作用があるわけではありませんが、
利尿作用によって水分不足になったり、
お腹がゆるくなったりすると、体に負担がかかる場合もあります。

そのため、妊娠中に杜仲茶を飲む場合は、
1日1〜2杯程度を、ゆっくり楽しむくらいにとどめ、
体調の様子を見ながら取り入れるようにしましょう。

「少し体に合わないかもしれない」
と感じた場合は、無理をせず、すぐに飲むのを中止してください。
必要に応じて、医師に相談することも大切です。

子どもに飲ませる場合の考え方

小さなお子さんにとっても、
杜仲茶は基本的に安全性の高いお茶とされています。

ただし、初めて飲ませる場合は、
必ず少量から始めて、体調や様子を見ながらにしてください。

子どもは味に敏感なことも多いため、
麦茶などとブレンドして、飲みやすく工夫するのも一つの方法です。

いずれにしても、
妊娠中の方や、お子さんに飲ませる場合は、
農薬やカフェインの心配がない、国産・無添加の高品質な杜仲茶を選ぶことで、
より一層安心して取り入れることができます。

※妊娠中・授乳中は体調や体質に個人差が大きいため、
 ご心配な場合は、かかりつけ医に相談のうえで飲用するようにしてください。


持病がある人・薬を服用中の人への注意点

服用中の薬との関係について

最後に、何らかの持病があり、
日常的にお薬を服用している方が、杜仲茶を飲む場合の注意点についてお伝えします。

杜仲茶には、
血圧を下げる働きや、利尿作用があるとされています。

そのため、高血圧の薬(降圧剤)や利尿剤などを服用している方が、
杜仲茶を大量に飲んでしまうと、
薬の作用と重なって血圧が下がりすぎたり、
利尿効果が強まりすぎてしまう可能性があります。

その結果として、体調に変化を感じる場合も考えられます。

事前に相談しておきたいケース

持病をお持ちの方や、
薬を常用している方は、
杜仲茶を飲み始める前に、
一度かかりつけ医や薬剤師に相談することをおすすめします。

低血圧気味の方の場合

また、薬を服用していない場合でも、
もともと低血圧気味の方が杜仲茶を飲むと、
さらに血圧が下がってしまい、
朝起きづらくなったりするケースが、まれにあります。

そのような場合は、
無理に飲み続けるのではなく、
一日のうち飲むタイミングを昼以降にする、
あるいは量を減らすなど、飲み方を調整してみてください。

いずれの場合も、
「体に良いお茶だから大丈夫」と自己判断せず、
そのときの体調と相談しながら、無理のない形で取り入れることが大切です。

少しでも不安がある場合は、
医師の意見を聞きながら、
安全に杜仲茶を取り入れるようにしてください。


杜仲茶 危険を回避する安全な選び方と飲み方

安全な杜仲茶の選び方:産地・品質表示をチェック

杜仲茶を安心して飲むためには、
「どの商品を選ぶか」も、とても大切なポイントになります。

まず確認しておきたいのが、
原料の産地と品質表示です。

市販されている杜仲茶には、
海外産のものと、日本国内で栽培された原料を使用したものがあります。

杜仲は中国を起源とする植物ですが、
現在は日本国内でも栽培されており、
国産原料の杜仲茶も増えてきています。

一般的に、国産の杜仲茶は、
生産地や生産者が明確で、
栽培から製造までの工程が把握しやすく、
品質管理の面でも安心感を持って選びやすい傾向があります。

商品パッケージを見る際は、
次のようなポイントを確認するとよいでしょう。

・原材料名
 「杜仲葉100%」と明記されているか
 (他の原料が混ざっていないか)

・原産地
 「国産」または「日本産」と記載されているか
 どの地域で栽培されたものかが分かると、より安心です。

・栽培方法や添加物に関する表示
 「有機栽培」「オーガニック」「無添加」など、
 安全性への配慮が示されているか
 農薬が気になる方は、
 オーガニック認証や、栽培方法が明確な商品を選ぶと安心です。

実際に、私たち茶つみの里で取り扱っている杜仲茶も、
日本国内で栽培された、有機JAS認証のオーガニック原料を使用しています。

国内の契約圃場で、
農薬に頼らず丁寧に育てられた杜仲の葉を使い、
収穫後には品質確認や検査を行いながら、
安心して飲んでいただける形でお届けしています。

「どこの誰が作ったかわからないお茶は不安」
そう感じる方にも、
納得して選んでいただけるよう、
産地や栽培方法が分かる原料にこだわっているのです。

こうした点を意識して選ぶことで、
「杜仲茶は危険なのでは?」という不安も、
自然と和らいでいくはずです。


杜仲茶の価格と品質:安すぎる商品は大丈夫?

杜仲茶を選ぶ際、
価格も見逃せない大切な判断材料のひとつです。

スーパーやネット通販を見ていると、
ピンからキリまで、さまざまな価格帯の杜仲茶が並んでいます。
その中で、あまりにも安価な商品を目にすると、
「品質は本当に大丈夫だろうか」
と、不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から言えば、
健康のために取り入れるお茶は、
目先の安さだけで選ぶべきものではありません。

杜仲茶の価格には、

・原料そのものの品質
・生産過程における安全管理
・収穫から製造に至るまでの手間

といった要素が反映されています。

杜仲茶の価格は、原料のどの部分を使っているかによっても変わります。

一般的に、茶葉に比べて茎は量を確保しやすく、コストを抑えやすい部分です。
そのため、価格を抑えた商品では、茎の割合が多いケースも見られます。

一方で、葉の部分を中心に使った杜仲茶は、
収穫や選別に手間がかかる分、どうしても価格は高くなりますが、
香りや味わいが穏やかで、毎日続けやすい仕上がりになります。

私たち茶つみの里の杜仲茶も、
できるだけ茎を取り除き、葉の部分を中心に仕上げています。
これは「安さ」よりも、「安心して続けられる品質」を大切にしたいからです。

また、生産者から消費者に届くまでの流通過程で、
中間マージンが大きく削られている場合、
適正な検査や、購入後のアフターサポートに、
十分なコストをかけられないケースもあります。

実際に、以前ご来店いただいたお客様の中に、
「ドラッグストアで買った格安の杜仲茶は、
苦くて飲みづらく、効果も感じられなかった」
とお話しくださった方がいらっしゃいました。

試しに、当店の国産杜仲茶を飲んでいただいたところ、
「香ばしくて飲みやすい。
これなら毎日続けられそうですね」
と、驚かれていたのが印象に残っています。

品質の違いは、
味わいだけでなく、
無理なく続けられるかどうかにも、大きく影響します。

もちろん、
価格が高ければ必ず良い、というわけではありません。

ただ、適正な品質には、
それ相応のコストがかかるのも事実です。

大切なのは、
「その価格に納得できる品質かどうか」という視点です。

長く飲み続けるものだからこそ、
多少価格が高く感じられても、
信頼できる商品を選ぶことが、
結果として、ご自身やご家族の健康という価値につながります。

安さだけで選んで後悔するよりも、
最初から安心して飲める品質のお茶を選ぶことを、
私はおすすめしています。


杜仲茶はティーバッグ派?茶葉派?三角ティーバッグのメリット

杜仲茶を購入する際、
「ティーバッグ」と「茶葉(リーフ)」のどちらにするか、
迷われる方も多いのではないでしょうか。

それぞれに良さはありますが、
安全性や手軽さという点では、
ティーバッグタイプを選ぶ方が多い傾向にあります。

ティーバッグと茶葉、それぞれの特徴

ティーバッグの大きな利点は、
1パックごとに適切な量が小分けされているため、
淹れすぎたり、濃くなりすぎたりするのを防ぎやすい点です。

また、抽出後の後片付けが簡単なのも、
ティーバッグならではのメリットと言えるでしょう。

忙しい日常の中でも手軽に淹れられるため、
無理なく続けやすく、
日々の習慣として取り入れやすくなります。

一方で、茶葉タイプ(リーフ)には、
自分好みの濃さに調整しやすいという良さがあります。

また、大量に煮出す場合には、
ティーバッグよりも経済的に感じられることもあります。

ただし、茶こしなどの道具が必要になったり、
湿気や酸化に注意しながら保存しなければならない点は、
あらかじめ理解しておきたいところです。

ティーバッグを選ぶ際のポイント

ティーバッグを選ぶ場合は、
形状と素材にも注目してみてください。

おすすめなのは、
三角錐(テトラ型)のティーバッグです。

平らな紙パックタイプと比べて、
三角ティーバッグは中で茶葉がふんわりと広がりやすく、
お湯との接触面積が増えるため、
有効成分や旨みが、しっかりと抽出されやすくなります。

また、ティーバッグの素材も大切なポイントです。

できれば、
植物由来のポリ乳酸(PLA)製など、
安全性の高いフィルターを使用している商品を選ぶと安心です。

茶つみの里のティーバッグについて

例えば、茶つみの里の杜仲茶ティーバッグは、
国産の大きな杜仲の葉を贅沢に使用し、
PLA製の三角ティーバッグに詰めています。

茶葉がしっかりと開くため、
抽出しやすく、香りも豊かに引き出され、
「ティーバッグなのに、本格的な味がする」
といったお声をいただくことも少なくありません。

ティーバッグにするか、茶葉にするかで迷った場合は、
安全性と手軽さのバランスが良い、
ティーバッグタイプを選ぶことで、
失敗しにくく、安心して続けやすいでしょう。


杜仲茶の美味しい淹れ方:飲みやすく続ける工夫

どれだけ安全で高品質なお茶であっても、
毎日の暮らしの中で無理なく飲み続けられなければ、
習慣にはなりにくいものです。

杜仲茶を日々の健康習慣として取り入れるためには、
「特別な飲み方」よりも、
シンプルで続けやすいことが何より大切だと考えています。

基本の淹れ方

まずは、基本的な淹れ方をご紹介します。

ティーバッグの場合は、
1パックあたり600~800ml程度の水が目安です。

やかんに水とティーバッグを入れて火にかけ、
沸騰したら弱火にして、3〜5分ほど煮出します。

急須で淹れる場合も、
ティーバッグ1つに対して熱湯を注ぎ、
数分ほど蒸らせば十分です。

杜仲茶は、温かくしても、冷やしても飲みやすいお茶です。

煮出したお茶をそのまま温かく飲むのはもちろん、
粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし、
麦茶のように日常の飲み物として取り入れるのも良いでしょう。

ノンカフェインのお茶なので、
時間帯を選ばず、
朝から夜まで安心して飲めるのも、
杜仲茶の続けやすさの一つです。

美味しく、無理なく続けるために

杜仲茶は、
強い香りや刺激が少なく、
日常の食事や生活の邪魔をしにくいお茶です。

「頑張って飲む健康茶」ではなく、
いつもの水分補給の延長として、
自然に取り入れていくことが、
長く続けるためのいちばんの近道だと感じています。

その日の体調や気分に合わせて、
量や濃さ、飲むタイミングを調整しながら、
ご自身やご家族のペースで楽しんでみてください。

無理なく、気負わず、
日々の暮らしの中にそっと寄り添う。
そんな存在として、
杜仲茶を役立てていただければ幸いです。


杜仲茶の保存方法:風味と品質を保つポイント

最後に、杜仲茶(茶葉・ティーバッグ)の保存方法について触れておきます。
正しく保存することで、風味を損なわず、
安心して長く飲み続けることができます。

未開封の状態での保存

未開封の場合は、
直射日光や高温多湿を避けて保管することが基本です。

開封前の杜仲茶は、商品にもよりますが、
賞味期限が1〜2年程度に設定されていることが多くなっています。

冷暗所に置き、
期限内に使い切ることで、
品質を保ったまま楽しむことができます。

開封後の保存方法

開封後は、
できるだけパッケージの口をしっかり密封し、
早めに使い切るのが理想です。

茶葉タイプの場合は、
密閉できる缶や瓶に移し替えることで、
香りの飛びや湿気を防ぎやすくなります。

ティーバッグタイプも、
乾燥剤が入っていることがありますが、
過信せず、湿気には注意しましょう。

特に梅雨時や夏場は、
湿気によって品質が落ちやすくなるため、
開封後はできるだけ早めに飲み切ることをおすすめします。

抽出したお茶の扱い方

一度淹れた杜仲茶については、
作り置きせず、その日のうちに飲み切るのが基本です。

抽出したお茶を長時間保存すると、
風味が落ちるだけでなく、
雑菌が増えやすくなる可能性もあります。

そのため、
飲む分だけを淹れ、
新鮮な状態で楽しむようにしましょう。

少し手間に感じるかもしれませんが、
こうした心がけが、
安全で美味しく飲み続けることにつながります。

適切な保存を心がけることで、
杜仲茶の持つ穏やかな風味と品質を、
しっかりと引き出すことができます。

せっかく選んだ、安全で高品質なお茶ですから、
保存方法にも少しだけ気を配ってみてください。


まとめ|杜仲茶は正しく知れば、安心して続けられるお茶

ここまでお読みいただき、
「杜仲茶は危険なのでは?」という疑問に対して、
ご自身なりの答えが見えてきたのではないでしょうか。

まとめると、
杜仲茶は決して「危険」な飲み物ではありません。

正しい知識を持ち、
品質の良い商品を選び、
量や飲み方に気を配りながら取り入れることで、
日々の暮らしにそっと寄り添ってくれるお茶です。

最初は不安を感じていた方も、
「これなら安心して飲めそうだ」
と感じていただけたなら、何より嬉しく思います。

大切なのは、
焦らず、ご自身のペースで、
生活の中に無理なく取り入れていくことです。

この記事でお伝えしてきた
選び方のポイントや、
飲み方・保存の工夫を参考に、
ぜひ日々の習慣として楽しんでみてください。

それでも、
「どれを選べばよいのか迷ってしまう」
「本当に自分に合っているのか、少し不安が残る」
と感じることもあるかもしれません。

そんなときは、
この記事でお伝えしてきた考え方や選び方を、
一度立ち止まって振り返ってみてください。

私は、
お客様一人ひとりが、
ご自身で納得しながらお茶を選び、
無理なく、後悔なく続けていただくことを、
何より大切にしています。

その結果として、
「これなら自分の暮らしに合いそうだ」
「安心して続けられそうだ」
そう感じていただけたなら、
それが何よりの喜びです。

最後になりますが、
杜仲茶は、あなたやご家族の10年後、20年後の健康に、
静かに寄り添ってくれる存在になり得ます。

無理なく、
おいしく、
そして安心して。

そのお手伝いができれば幸いです。

毎日の暮らしに、寄り添うお茶。

私たちが、日々の安心を考えて丁寧につくった杜仲茶です。
よろしければ、こちらもご覧になってみてください。

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