杜仲茶で下痢になる?副作用が心配な方へ、安心して飲むための基礎知識
「杜仲茶が体に良いと聞いたけれど、副作用で下痢になったらどうしよう…」
そんな不安を感じていませんか?
健康のためにお茶を飲み始めたいのに、もしお腹を壊してしまったら本末転倒ですよね。
中には「血圧に良いと聞いて杜仲茶を買ってみたものの、飲む勇気が出ない…」と、手をつけられずにいる方もいらっしゃるかもしれません。
実際、インターネット上では
「杜仲茶を飲みすぎるとお腹がゆるくなる」
といった声を目にすることがあります。そうした情報を見て、心配になってしまうのも自然なことです。いま「杜仲茶 副作用 下痢」と検索しているのも、きっとその不安がきっかけではないでしょうか。
私もお茶の専門家として、そのお気持ちは痛いほどよくわかります。
過去に別の健康茶でお腹を下した経験があると、「また同じになったら嫌だな」と二の足を踏んでしまいますよね。特にお腹が弱い方やご高齢の方ほど、新しいお茶を試すときは体調への影響が気になるものです。
「せっかく体に良いお茶でも、飲んで具合が悪くなっては意味がない」
——これは、誰もが抱くもっともな心配だと思います。
そこで本記事では、杜仲茶で下痢が起こると言われる理由と、不安を解消して安心して飲むためのポイントを、専門家の視点からわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 杜仲茶を飲むと下痢になると言われる理由と、その実際のところ
- 杜仲茶が副作用の少ない、穏やかな健康茶とされている背景
- 下痢を防ぐために知っておきたい、適量と飲み方の目安
- 胃腸が弱い方や、初めて杜仲茶を飲む方が気を付けたいポイント
- 腎臓のご病気がある方や、薬を服用中の方が注意すべき点
- 毎日の暮らしの中で、無理なく安心して杜仲茶を続けるための考え方
目次
創業80年のお茶専門店として、これまで何千人ものお客様の健康相談に向き合ってきました。だからこそ私は、「目先の安さよりも、お客様の10年後、20年後の健康や安心感を何より大切にしたい」と、常々考えています。
お茶は、特別な時のものではなく、毎日の暮らしに寄り添う存在です。そのため、品質を犠牲にした安さだけで選ぶべきものではないと思っています。販売して終わりではなく、商品をお届けしてからが、お客様との本当のお付き合いの始まり——そんな思いで、日々お茶と向き合ってきました。
杜仲茶に関する不安や疑問についても、専門家として責任を持ってお答えしたいと考えています。長年お茶に携わってきた経験をもとに、杜仲茶の「副作用」と言われる下痢の問題について、事実を丁寧にお伝えしながら、安心して毎日飲み続けるためのコツを一緒に考えていきましょう。
杜仲茶で下痢になる?副作用が心配な方へ
杜仲茶はノンカフェインで穏やかな健康茶です
杜仲茶(とちゅうちゃ)は、中国原産の杜仲(トチュウ)という木の葉を乾燥させて作られる健康茶です。カフェインを含まないノンカフェイン茶で、妊娠中の方やお子さんでも飲みやすい、穏やかな飲み物として知られています。
杜仲と聞くと、漢方薬を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。実際、杜仲の樹皮は古くから漢方薬として用いられてきましたが、葉を使ったお茶は作用がさらに穏やかだとされています。そのため、一般的には副作用が出にくいお茶と言われています。
中国最古の薬物書とされる『神農本草経』でも、杜仲は「上品」に分類されています。「上品」とは、長期間服用しても体に負担が少なく、毒性がないと考えられていた素材を指します。このことからも、杜仲が古くから安全性の高い素材として扱われてきたことがわかります。
近年では、杜仲茶に内臓脂肪の減少や血流をサポートする働きが期待できるとして注目されていますが、その作用はいずれも穏やかなものです。強く体に働きかけるような性質ではなく、日常的に取り入れやすいお茶だと言えるでしょう。
もちろん、どんな食品や飲み物にも体質による合う・合わないはあります。杜仲茶も例外ではありませんが、一般的に毒性や強い副作用が報告されているお茶ではありません。カルシウムやマグネシウムといったミネラルも含まれており、毎日の水分補給を兼ねて健康維持を意識したい方に選ばれています。
ノンカフェインのため胃腸への刺激も比較的少なく、夜寝る前や空腹時でも飲みやすいのも特長のひとつです。実際に、便秘がちな方からは「お通じが穏やかになった」と感じる声もあり、日々の体調管理に取り入れやすいお茶として親しまれています。
なぜ「杜仲茶で下痢になる」と言われるのか
それでも、「杜仲茶を飲んだら下痢をした」という声を耳にすることがあります。一体なぜなのでしょうか。
その多くは、急に大量の杜仲茶を飲んでしまった場合に起こりがちです。体に良いと聞くと、つい一度に何杯も飲みたくなりますが、短時間でたくさん飲むと腸がびっくりしてしまい、お腹がゆるくなることがあります。
杜仲茶には、体内の巡りを整えたり、便通をサポートするとされる働きがあります。もともと便秘気味の方にとっては嬉しい一面ですが、普段お通じに困っていない方が一気に飲み過ぎると、一時的に下痢のような症状につながることもあります。
実際に、以前ご相談に来られたお客様の中に、市販の杜仲茶を一度に1リットル近く飲んでしまい、「お腹が痛くなった」と心配された方がいらっしゃいました。お話を伺うと、「早く体重を落としたくて、一気にたくさん飲んでしまった」とのことでした。
この方には、まずは少量から始めて体を慣らすことや、一日に飲む量の目安を守ることをお伝えしました。無理のない飲み方に変えたことで、「思っていたより体に優しいお茶ですね」と安心して続けていただけるようになりました。
また、杜仲茶には利尿作用(尿を出やすくする働き)があるとも言われています。余分な水分や塩分の排出をサポートする一方で、水分を摂り過ぎるとトイレが近くなったり、一時的にお腹がゆるく感じられることもあります。特に、長時間トイレに行けない状況では、一度に大量に飲むのではなく、少しずつ分けて飲むことをおすすめします。
杜仲茶の適量と飲み方|一日にどれくらい飲めばいい?
杜仲茶は薬ではなく、あくまで日常的に楽しむお茶です。そのため、「たくさん飲めば飲むほど健康に良い」というものではありません。
一般的には、一日の目安量は300~500ml程度(コップ2~3杯ほど)とされています。このくらいの量であれば、毎日続けたとしても、お腹を壊す心配はあまりないでしょう。
一度にまとめて飲むのではなく、朝・昼・晩などに分けて少しずつ飲むことで、体への負担も抑えやすくなります。実際、私がお客様にご案内する際も「一日数杯まで」を基本にお伝えしていますが、その範囲で「下痢になった」「お腹を壊した」というご相談を受けることはほとんどありません。
特に、初めて杜仲茶を飲む方や、胃腸が敏感な方は、最初は少なめの量から始めてみてください。たとえば、初めのうちは一日一杯程度にとどめ、体調の変化を見ながら徐々に量を増やしていく方法もおすすめです。
体が慣れてくれば、適度な量を守ることで下痢の心配はぐっと減っていきます。大切なのは、一度にたくさん飲むことではなく、無理のない量をコツコツと続けることです。多少飲まない日があっても気にしすぎず、ご自身のペースで取り入れてみてください。
腎臓が悪い方や薬を服用中の方は注意が必要です
一般的に、健康な方が適量を守って飲む分には、杜仲茶で副作用を心配する必要はあまりありません。ただし、特定の持病がある方や、日常的にお薬を服用している場合には、少し注意しておきたい点があります。
杜仲茶には、カリウムをはじめとしたミネラルが含まれています。腎臓の機能が低下している方が大量に飲むと、体内のカリウムをうまく排出できず、高カリウム血症を引き起こす可能性があるとされています。また、杜仲茶には血圧を一時的に下げる働きが報告されているため、腎臓病をお持ちの方や、降圧剤・利尿剤を服用中の方は、習慣として取り入れる前に一度医師に相談しておくと安心です。
妊娠中や授乳中の方については、杜仲茶はノンカフェインであることから、一般的には飲みやすいお茶とされています。ただし、この時期は体調がとてもデリケートですので、念のためかかりつけの医師に相談したり、その日の体調に合わせて飲む量を控えめにするなど、無理のない取り入れ方を心がけましょう。
また、杜仲茶には利尿作用があるとされているため、夜間にトイレが近くなることも考えられます。就寝前に大量に飲むのは避け、時間帯にも少し気を配ると安心です。
いずれの場合も、飲んでみて体に違和感や不調を感じたときは、無理をせず一度中止することが大切です。杜仲茶はあくまで健康をサポートする食品ですので、ご自身の体調や生活リズムに合わせて、無理のない範囲で取り入れていきましょう。
杜仲茶で下痢しないための上手な飲み方
国産・オーガニックの杜仲茶を選ぶ
杜仲茶を安心して飲み続けるためには、まず品質の良い商品を選ぶことが大切です。現在、市場には中国産から国産までさまざまな杜仲茶がありますが、品質管理の行き届いた国産のものや、オーガニック認証を受けた商品であれば、より安心感を持って取り入れやすいでしょう。
杜仲の木自体は、比較的虫がつきにくく、農薬を使わずに育てやすい植物だと言われています。それでも、製品として販売される以上、残留農薬検査をきちんとクリアしているかどうか、生産や製造の背景が見えるかどうかは、大切な判断材料になります。どこで、誰が、どのように作っているのかが分かるお茶は、それだけで安心感が違います。
私自身、お茶選びにおいて「目先の安さだけで選ぶべきではない」と感じています。極端に安価な商品は、産地や製造過程がはっきりしない場合もあり、どうしても品質面で不安が残ってしまいます。
品質の良い杜仲茶は、渋みが少なく、全体にまろやかな味わいで、胃にもやさしく感じられることが多いものです。反対に、品質にばらつきのあるお茶は、雑味やえぐみが出やすく、飲みにくさがストレスになって長続きしないこともあります。実際に、「安い海外産の杜仲茶は匂いが気になって続かなかったけれど、国産のものに変えたらすっきり飲めるようになった」というお声をいただくこともあります。
このように、品質によって味わいや飲み心地は大きく変わります。どうせ毎日飲むものだからこそ、安心して続けられる一杯を選んでいただきたいと思います。
当店「茶つみの里」でも、国産かつオーガニックにこだわった杜仲茶を取り扱っています。国内工場で丁寧に焙煎し、ティーバッグ加工も自社で行い、品質を最優先にお届けしています。安心できる品質のお茶であれば、余計な心配をせず、美味しく飲み続けやすくなります。
ティーバッグの素材にも注目してみましょう
杜仲茶は、急須ややかんで煮出す方法もありますが、ティーバッグタイプであれば茶殻が出ず、後片付けが簡単なのが特長です。毎日の暮らしの中で無理なく続けるには、こうした手軽さも大切なポイントだと思います。
また、ティーバッグは茶葉が細かく加工されているため、成分が比較的抽出されやすいというメリットもあります。お湯を注ぐだけで安定した味わいになりやすく、濃さの調整もしやすいので、初めて杜仲茶を飲む方にも取り入れやすい形です。
そのうえで、ティーバッグの「素材」にも少し目を向けてみてください。植物由来の素材で作られたティーバッグであれば、環境への配慮がなされているだけでなく、毎日使うものとして安心感を持ちやすいでしょう。
当店では、植物由来の生分解性素材(PLA)を使用したティーバッグを採用しています。お茶の風味を損なわず、日々の生活の中で気持ちよく使っていただけることを大切にした選択です。こうした点も、長く無理なく続けていただくための工夫のひとつだと考えています。
美味しく飲んで体調管理|無理のない淹れ方と続け方
杜仲茶はクセが少なく、ほんのりとした甘みを感じられる味わいですが、初めての方は濃さや飲み方に少し工夫してみると、より飲みやすくなります。基本的には、商品に記載されている淹れ方(煮出し時間や茶葉の量)を守るのがいちばん安心です。
成分をしっかり出そうとして煮出しすぎると、渋みが出てしまったり、濃くなりすぎたお茶がかえってお腹の負担になることもあります。「少し濃いかな」と感じた場合は、お湯や水の量を増やして調整し、自分にとって飲みやすい濃さを見つけてください。
また、体を冷やすとお腹がゆるくなりやすい方は、できるだけ温かい状態で飲むのがおすすめです。私自身も、朝は熱めの杜仲茶をゆっくり飲んで体を目覚めさせ、夜は少し薄めに淹れた一杯で一日の疲れを癒しています。
夏場に冷やして飲む場合でも、一気に大量に飲むのではなく、少しずつ口にするほうが胃腸にはやさしいでしょう。食事中や食後に飲むのも取り入れやすい方法です。食事と一緒に飲むことで胃腸への刺激が和らぎ、油っこい食事の後であれば、余分な脂肪の吸収を抑える働きが期待されることもあります。
一度淹れた杜仲茶を保存する場合は、清潔な容器に移し、冷蔵庫で保管してその日のうちに飲み切るようにしましょう。淹れたお茶を常温で長時間置いておくと、品質が落ちてしまい、思わぬ体調不良につながる可能性もあります。
また、茶葉やティーバッグ自体も、湿気を避けて密閉し、直射日光の当たらない場所で保管してください。開封後は香りや風味が少しずつ落ちていくため、できれば半年から1年程度を目安に飲み切ると、最後まで美味しく楽しめます。
朝・昼・晩と生活リズムに合わせて適量を取り入れ、「美味しいな」と感じながら飲み続けること。それが、杜仲茶を無理なく長く続けるいちばんのコツだと思います。
実際に、これまで杜仲茶についてご相談を受けてきた中でも、
「クセが少なくて飲みやすいので、無理なく続けられています」
「夕食後の一杯が、毎日の習慣になりました」
「ノンカフェインなので、家族みんなで同じお茶を飲めるのが嬉しいです」
といったお声をいただくことがあります。
こうした感想に共通しているのは、「特別なことをしなくても、自然に生活に溶け込んでいる」という点です。頑張って飲む健康茶ではなく、飲まないと少し物足りなく感じる——そんな存在として続いている方が多いように感じます。
杜仲茶は、劇的な変化を期待するものではありませんが、正しく付き合えば、日々の体調管理を静かに支えてくれるお茶です。無理なく、気負わず、生活の一部として取り入れられることこそが、長く続く理由なのだと思います。
まとめ
「杜仲茶で副作用として下痢になるのでは?」という心配は、適量を守って飲む限り、過度に恐れる必要はありません。杜仲茶は、もともと作用の穏やかな、体に寄り添う健康茶です。
ポイントとしては、
一度に飲み過ぎないこと、
品質の確かなものを選ぶこと、
そして、ご自身の体調に合わせて無理なく取り入れること。
この三つを意識していただければ、毎日の生活の中で安心して続けやすくなるでしょう。
ここまでお読みいただき、杜仲茶の副作用に関する不安や疑問が、少しでも和らいでいれば幸いです。体調や感じ方には個人差がありますので、無理をせず、ご自身のペースで取り入れてみてください。
杜仲茶が、皆さまの長期的な健康習慣の一助となり、安心感のある毎日を支える存在になれたら、これ以上の喜びはありません。決して怖いものではなく、上手に暮らしに取り入れれば、きっと頼もしい味方になってくれるはずです。
毎日の暮らしに、寄り添うお茶。
私たちがつくった、国産・オーガニックの杜仲茶ティーバッグです。
安心して続けられるお茶をお探しの方は、こちらも参考にしてみてください。

