茶つみの里のよみもの
2025.11.06

柿の葉茶の効能とは?血圧が気になる方へ|特徴・注意点をお茶の専門家が解説

こんにちは、茶つみの里の中根です。

ここ数年、お客様から「健康のために」というご相談をいただくことが、本当に増えました。

あなたも、最近「あれ?」と思うことはありませんでしたか?

たとえば、健康診断の結果をじっと眺めて、去年より少し上がった血圧の数字に、言いようのない不安を感じたり。

「すぐにどうこう、という訳じゃないけれど…」

「でも、このままでいいんだろうか…」

そう思ったとき、多くの方が「薬やサプリメントに頼る前に、何か自然なものでケアできないか」と考えられます。体に優しく、毎日続けられる、安心なものを。

その答えを求めて、あなたも今、「柿の葉茶 効能」と検索されたのではないでしょうか。

ですが、いざ調べてみると、情報が多すぎて何を信じたら良いか分からなくなっていませんか?

「ビタミンCがレモンの20倍」と聞けば魅力的に感じますし、「高血圧の予防に」と書かれている記事もあります。

その一方で、「あまり実感がなかった」「自分には合わなかった」という声も目にする。

「結局、私のこの不安を解消してくれるのは、どれなんだろう?」

「もし間違った選び方をして、かえって体に負担をかけてしまったら…?」

情報が多ければ多いほど、かえって不安が増してしまう。その「モヤモヤ」としたお気持ち、私にはとてもよく分かります。

今日の私の仕事は、あなたに商品を売ることではありません。

創業約80年のお茶の専門店として、この「柿の葉茶」をめぐる情報の霧を晴らし、あなたが一歩前に進むためのお手伝いをすることです。

良い点も、そして悪い点も。

すべて正直にお話ししますので、どうかリラックスして、お茶でも飲みながらお読みいただければと思います。

これは、あなたの「長期的な安心感」のための時間です。

そのお話の前に、まず私たち茶つみの里が大切にしている、たった一つの信念をお伝えさせてください。

それは、「安全と品質が最優先」ということです。

私たちは、品質を犠牲にするような目先の安さを、決してご提供しません。

「毎日の暮らしに、寄り添うお茶。」

これが私たちの想いです。

特別な日だけではなく、何気ない日常にそっと寄り添い、ホッとできる一杯をお届けしたい。

そのためには、お客様の10年後、20年後の健康や安心感を何よりも大切にしなければなりません。

私は、お茶は「売りっぱなしにしない」ものだと考えています。

お客様が商品を手にしてからが、本当のお付き合いの始まりです。

ですから、私は「誠実な助言者」として、あなたにすべての情報をお伝えする義務があります。

メリットだけでなく、デメリットや、どういう方にはお勧めしないか、という点も含めて。

この記事は、その「安心」をお届けするための、私たちからの最初のご挨拶です。


この記事でわかること

  • 「柿の葉茶 効能」と検索したときに、なぜ情報に不安を感じやすいのか
  • 柿の葉茶を「効能」ではなく「特徴」として捉えるべき理由
  • 熱に強いプロビタミンCやノンカフェインといった、柿の葉茶の基本的な特性
  • 血圧や生活習慣が気になり始めた方が、柿の葉茶とどう付き合えばよいか
  • タンニンの影響を踏まえた、体調や体質に合わせた飲み方の考え方
  • 原料の管理や産地を確認することが、なぜ「安心して飲み続けること」につながるのか


「柿の葉茶 効能」という言葉と、どう向き合えばいいのか

さて、ここからが本題です。

あなたが検索された「柿の葉茶 効能」について、お茶の専門家として、その「特徴」を3つに分けて解説します。

あえて「効能」ではなく「特徴」と呼ぶのには理由があります。

柿の葉茶は、あくまで食品(お茶)であり、お薬ではありません。

「これを飲めば何かが治る」というものではなく、「あなたの健やかな毎日に寄り添い、サポートしてくれる“特徴”がある」という視点でご理解いただくことが、後悔しないための第一歩です。

“熱に強い”プロビタミンCという最大の魅力

「柿の葉茶=ビタミンC」というイメージをお持ちの方は多いでしょう。

「レモンの10倍、20倍のビタミンC」と聞けば、確かにすごい、と感じますよね。

しかし、私が専門家として注目しているのは、その「量」だけではありません。本当にすごいのは、その「質」です。

実は、多くの方がご存じないのですが、一般的なビタミンC(例えば緑茶に含まれるビタミンC)は、非常に熱に弱いのです。お湯を注いだ瞬間から、その多くが壊れてしまいます。

ですが、柿の葉茶に含まれるビタミンCは、「プロビタミンC」と呼ばれる特別な形をしています。

これは、ビタミンCになる一歩手前の姿、とイメージしてください。

このプロビタミンCの最大の長所は、「熱や加工に非常に強い」こと。

つまり、お湯を注いでも、さらにはヤカンで煮出しても(!)ビタミンCが壊れにくいのです。

これは、他のお茶にはない、柿の葉茶だけのユニークで強力な長所です。

ビタミンCの恩恵をしっかりと「飲みもの」から得たいと考えるとき、これほど頼りになるお茶は他にありません。

ちなみに、このビタミンCの含有量は、葉を収穫する時期によっても大きく変わります。

一般的に、葉が若く、光合成が活発な5月下旬から6月頃に収穫されたものが、最も含有量が多いと言われています。

いつ、どこで、誰が収穫した葉なのか。そうした「背景」が、お茶の品質に直結するのです。

カフェインゼロ(ノンカフェイン)という「毎日の安心感」

柿の葉茶のもう一つの大きな特徴は、カフェインを一切含まないこと。

これは、私たちが「毎日の暮らしに、寄り添うお茶」として、柿の葉茶をおすすめする大きな理由の一つです。

個人的な話で恐縮ですが、私は香りが立つ深蒸し茶が大好きです。

しかし、夜のんびりしたい時間に深蒸し茶を飲むと、カフェインのせいで目が冴えてしまうことがあり、飲む時間を少し気にしてしまいます。

あなたにも、そんな経験はありませんか?

「健康のために飲みたいけれど、カフェインが気になって夕方以降は飲めない」

「妊娠中や授乳中だから、好きなお茶も我慢している」

柿の葉茶には、その「我慢」や「不安」がありません。

カフェインがゼロですから、寝る前のリラックスタイムでも、時間を気にせずお飲みいただけます。

もちろん、小さなお子様や、妊娠中の方、ご年配の方まで、ご家族全員で一つのヤカンを囲んで楽しめる。

健康茶の本当の価値は、何かを「グッと良くする」ことよりも、日常の「不安を取り除く」ことにある、と私は思います。

「いつでも、誰でも、安心して飲める」。

これこそが、柿の葉茶がくれる「毎日の安心感」です。

生活習慣の「お守り」:血圧や血管へのサポート

そして3つ目。これが、あなたが「柿の葉茶 効能」と検索された、一番の理由かもしれません。

それは、生活習慣、特に「血圧」や「血管」へのサポートという特徴です。

健康診断の数字が気になり始めた方にとって、柿の葉茶は心強い「お守り」のような存在になってくれるかもしれません。

ここで、はっきりと申し上げておかなければなりません。

先ほどもお伝えした通り、柿の葉茶はお薬ではありません。これを飲むだけで高血圧が「治る」というものではありませんし、そう謳う情報があれば、それは誠実とは言えません。

では、なぜ「お守り」なのでしょうか。

柿の葉茶には、ビタミンC以外にも、タンニン(ポリフェノールの一種)やルチン、カリウムといった成分が含まれています。

特にカリウムは、私たちの体にとって非常に重要なミネラルです。

現代の食生活では、どうしても塩分(ナトリウム)を摂りすぎてしまいがちですが、カリウムは体内のナトリウムを排出するのを助ける働きがあります。

また、ルチンなどは、しなやかな血管を保つサポートをすると言われています。

つまり、「治療」ではなく、乱れがちな食生活のバランスをそっと「調整」し、サポートしてくれる。それが柿の葉茶の立ち位置です。

お客様からも「薬を飲むほどではないけれど、何か始めたくて」とご相談いただき、柿の葉茶を始められた方が多くいらっしゃいます。

その方々がおっしゃるのは、「お茶を淹れる時間が、自分の体を労わる良いキッカケになった」ということです。

お湯を沸かし、急須に葉を入れ、香りを楽しみながら待つ。

その行為そのものが、「今日も自分を大切にできた」という小さな自信と安心感につながる。

この心理的なサポートこそが、柿の葉茶がくれるもう一つの大切な「特徴」だと、私は信じています。

柿の葉茶の効能を活かす「誠実な」選び方と注意点

ここまで、柿の葉茶の3つの素晴らしい特徴をお話ししてきました。

ビタミンC、ノンカフェイン、そして生活習慣のサポート。

これだけ聞くと、「じゃあ、今すぐ飲んだ方が良い」と思われるかもしれません。

ですが、どうか少しお待ちください。

ここからが、お茶の専門家として、そして「誠実な助言者」として、あなたに最もお伝えしたい「差分」のお話です。

物事には「光」があれば、必ず「影」があります。

柿の葉茶も例外ではありません。

この「影」の部分を理解せずに飲んでしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。

知っておくべき「タンニン」との付き合い方

柿の葉茶の「影」、それは「タンニン」との付き合い方です。

タンニンは、植物が持つポリフェノールの一種で、柿の葉茶にも含まれています。適度な渋みを与えてくれる成分でもあるのですが、一つ、注意すべき特性があります。

それは、タンニンには鉄分の吸収を妨げる可能性がある、ということです。

そのため、タンニンを過剰に摂取すると、特に貧血(鉄欠乏)が気になる方や、その傾向がある方は、かえって体調を崩すリスクがゼロではないのです。

また、体質によっては、タンニンの作用で便が硬くなり、便秘気味になってしまう方もいらっしゃいます。

「あれ?でもさっき、ビタミンCを摂るためには、煮出すのが良いと言ったじゃないか?」

そう思われたかもしれません。

その通りです。ここに、柿の葉茶の最大の「ジレンマ」があります。

・プロビタミンC:熱に強いため、煮出す(100°C)ことで、しっかり成分を抽出できる。

・タンニン:お湯の温度が高いほど、たくさん抽出されてしまう。

「ビタミンCを摂ろうと煮出すと、タンニンまで濃く出てしまう…」

「じゃあ、どうすればいいの?」

この「モヤモヤ」こそ、専門家の出番です。

ご安心ください。これは「欠点」ではなく、お茶が持つ「特性」です。

そして、このジレンマには、ちゃんとした「解決策」があります。

それは、「すべての人に同じ淹れ方」を勧めるのではなく、「あなたの体質に合わせた淹れ方」を選ぶ、ということです。

専門家が教える「淹れ方」の使い分け:あなたに合うのは?

「柿の葉茶の正しい淹れ方は?」と聞かれたら、私は「あなたの体調に合わせるのが、一番正しい淹れ方ですよ」とお答えします。

もしあなたが、貧血や便秘とは無縁で、柿の葉茶の成分を最大限に引き出したい、という場合は、ヤカンや鍋での「煮出し」がおすすめです。

乾燥した柿の葉を約10g、水1リットルと共に入れ、火にかけます。沸騰したら弱火にして、2~5分ほどコトコト煮出します。

一方、もしあなたが、

「貧血が気になる」

「もともと便秘気味で、タンニンが心配」

という場合は、無理に煮出す必要はまったくありません。

その場合の解決策は、2つあります。

  1. 70°C以下の「湯冷まし」で淹れる。一度沸騰させたお湯を、別の器に移すなどして少し冷まします。70°C以下にすることで、タンニンの抽出をぐっと抑えることができます 9。急須で淹れる場合は、茶葉を15gほど入れ、3~4分待ってから淹れてみてください。
  2. 「水出し(コールドブリュー)」で淹れる。これが、タンニンの影響を最も穏やかにできる、私のおすすめの方法です。お茶パックに葉を入れ、ポットの水にポンと入れて、冷蔵庫で数時間置くだけ。水で淹れると、タンニンはほとんど抽出されず、柿の葉本来の優しい甘みと、プロビタミンC(水でもゆっくり時間をかけて抽出されます)の恩恵を受けることができます。

あなたに合う淹れ方を、ぜひ見つけてみてください。

以下の表に、選び方の目安をまとめておきますね。

淹れ方お湯の温度抽出時間タンニンの量ビタミンCおすすめの方
煮出し100°C(弱火)2~5分多い◎(しっかり)貧血や便秘の心配がない方。濃い味が好きな方。
急須80~90°C3~4分中程度〇(標準)バランス良く、毎日飲みたい方。
湯冷まし70°C以下5~6分少ない〇(ゆっくり)貧血・便秘が少し気になる方。
水出し常温・冷水2時間以上非常に少ない〇(ゆっくり)貧血・便秘が心配な方。まろやかな味が好きな方。

なぜ「農薬への配慮」と「産地」で選ぶべきなのか

なぜ「農薬への配慮」と「産地」で選ぶべきなのか

最後にもう一つ。
淹れ方と同じくらい……いえ、もしかするとそれ以上に大切な
**「選び方」**についてお話しさせてください。

それは、
なぜ柿の葉茶は「農薬への配慮」や「産地」を確認して選ぶべきなのか
という点です。

あなたが柿の葉茶に求めているものは、
「何か特別な成分」以上に、
安心して飲み続けられることではないでしょうか。

サプリメントではなく、
自然の力を借りたいと思われた背景には、
きっとその想いがあるはずです。


お茶の葉は、よく
「畑のスポンジのようなもの」
と表現されます。

土壌の養分も、太陽の光も。
そして、もし栽培の過程で使用されていれば、
その影響も――葉はそのまま受け止めます。

私たちは、その「葉」そのものをお湯に浸し、
成分を丸ごと体に取り入れることになります。

もし、原料の段階で十分な配慮がされていなければ……。
健康のために飲んでいるつもりが、
別の不安を抱え込むことにもなりかねません。

これが、私が
「目先の安さだけで選ぶことはおすすめしません」
とお伝えしている理由です。

健康茶は、
その安全性が確認されてはじめて意味を持つもの
私はそう考えています。


選ぶ際のひとつの目安として、

  • 国産であること
  • 原料について、検査や管理体制が明示されていること

そして、できることなら、

  • 誰が
  • どこで
  • どんな考えで作っているのか

その背景が見えること。

あなたが「柿の葉茶 効能」と検索された本当の理由は、
突き詰めれば
「安心して、長く飲み続けられるかどうか」
という一点にあるのではないでしょうか。

それこそが、私たちが何より大切にしている品質の考え方です。


あるご相談から、私があらためて感じたこと

これまでに、
似たようなご相談をいただいたことは一度や二度ではありません。

健康診断の数値が気になり始めた一方で、
体質的な不安もあり、
「何を選べばいいのか分からなくなってしまった」
というお話です。

お話を伺っていくと、
「良いと聞いたから」と、
ご自身なりに一生懸命選び、
毎日欠かさず続けていらっしゃる方ほど、
かえって迷われていることが少なくありません。

そんなとき私は、
「合っていない可能性も含めて、一度立ち止まって考えてみましょう」
とお伝えするようにしています。

淹れ方を変えるだけで、
体への感じ方が大きく変わることもあります。

“やめる”のではなく、
“調整する”

その視点を持つだけで、
気持ちがずいぶん楽になる方も多いのです。

お客様一人ひとりの不安に耳を傾け、
情報を整理し、
その方にとって無理のない選択肢を一緒に考える。

それが、
私たちお茶の専門店の役割だと思っています。


まとめ:柿の葉茶の「効能」と、どう向き合えばいいのか

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

あらためて、
「柿の葉茶 効能」という言葉について、
最後に大切なことをお伝えします。

柿の葉茶は、
何かを劇的に変える“魔法”のような存在ではありません。

けれど、

  • 熱に強いプロビタミンCという特徴
  • いつでも誰でも飲めるノンカフェインの安心感
  • 生活習慣にそっと寄り添う、お守りのような存在感

こうした確かな特性を持ったお茶です。

そして、その良さを正しく受け取るためには、
いくつか大切な視点があります。

ひとつは、
ご自身の体調や体質に目を向けること。

タンニンの影響が気になる場合は、
煮出しにこだわらず、
水出しや湯冷ましという選択肢もあります。

もうひとつは、
原料の背景がきちんと見えるものを選ぶこと。

どこで、どのように育てられ、
どんな管理のもとで作られているのか。

それが分かることは、
「安心して飲み続けられるかどうか」に、
そのままつながってきます。

つまり、柿の葉茶の効能を活かすために一番大切なのは、

特別な飲み方をすることでも、
無理に続けることでもありません。

安心できる葉を選び、
ご自身の体に合った淹れ方で、
日々の暮らしの中に無理なく取り入れること。

それだけで十分なのだと、私は思っています。

この記事を読み終えた今、
もしあなたの中にあった「モヤモヤ」が
少しでも整理されていたら、
それが何よりです。

お茶は、
頑張るためのものではなく、
立ち止まるためのもの。

どうかこれからも、
ご自身の体と気持ちに耳を傾けながら、
無理のない選択を重ねていってください。

それがきっと、
いちばん長く続く“健康との付き合い方”になるはずです。

-毎日の暮らしに、寄り添うお茶。

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