【杜仲茶の効能】ただ飲むだけじゃもったいない?茶師が教える「10年後も健康でいるための選び方」
「健康診断の結果、見なかったことにしていませんか?」
「ネットで『杜仲茶が良い』と見たけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」
その「モヤモヤとした不安」、非常によく分かります。現代社会は、情報過多です。テレビをつければ「〇〇が痩せる!」と煽り、スマホを開けば「奇跡の健康法」が流れてくる。 一体、何を信じればいいのでしょうか?
この記事では、曖昧なブームに流されず、自分の体を大切にしたいと願うあなたのために、お茶の専門家として、そして一人の人間として、杜仲茶の真実を包み隠さずお伝えします。 良いことだけでなく、注意すべき点や、業界の裏話も含めて。
長くなりますが、どうぞお茶でも飲みながら、リラックスしてお付き合いください。読み終える頃には、あなたの抱える不安が「確信」と「安心」に変わっていることをお約束します。
この記事でわかること
- なぜ今、あらためて「杜仲茶」に注目が集まっているのか
- 杜仲茶に含まれる代表的な成分と、その働きのイメージ
- 国産・中国産やティーバッグ素材など、「失敗しない選び方」のポイント
- 味・即効性・飲み合わせなど、杜仲茶のデメリットと注意点
- 茶師直伝の「煮出し方」と、飲みやすくするアレンジ方法
- よくある質問(Q&A)と、「茶つみの里」としての想い
目次
- プロローグ:健康診断の結果を前に立ち尽くすとき
- 第1章:なぜ今、再び「杜仲茶」なのか?一過性のブームとの違い
- 第2章:【徹底解説】杜仲茶の成分が、あなたの体にすること
- 第3章:専門家が教える「失敗しない選び方」の鉄則
- 第4章:正直に話します。杜仲茶の「デメリット」と「注意点」
- 第5章:効果を最大化する「プロの淹れ方」と「飲み方」
- 第6章:お客様との対話(よくある質問 Q&A)
- 第7章:私たち「茶つみの里」の想い
「健康診断の結果、見なかったことにしていませんか?」
うちはネット専業のお店ですが、メールやお問い合わせフォーム、レビューへの返信などで、
お客様からふと本音がこぼれる瞬間があります。
「中根さん、実はね……」
そんな書き出しで始まるメッセージの中には、健康診断の結果についてのお話が少なくありません。
血圧、腹囲、血糖値。どれも「要再検査」とまではいかなくても、基準値ギリギリを行ったり来たり。
「まだ薬を飲むほどではないけれど、このまま放っておいて良いのか不安で」と打ち明けてくださる方が、本当に増えました。
あなたも、似たような経験はありませんか?
「若い頃と同じ食事をしているのに、なぜか体重が戻らない」
「市販の緑茶やコーヒーばかり飲んでいるけれど、体に良いものを摂りたい」
「ネットで『杜仲茶が良い』と見たけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」
その「モヤモヤとした不安」、非常によく分かります。
現代社会は、情報過多です。テレビをつければ「〇〇が痩せる!」と煽り、
スマホを開けば「奇跡の健康法」が流れてくる。
一体、何を信じればいいのでしょうか?
静岡でお茶屋を営んで約80年。「茶つみの里」の中根です。 最初に、正直なことを申し上げます。
私は、あなたに「飲むだけで全てが解決する魔法の薬」を売ることはできません。
もし、「これを飲めば1週間で10キロ痩せます」「高血圧が完治します」といった言葉を期待されているのであれば、この記事はあなたのご期待に添えないかもしれません。
なぜなら、私たちの体はそんなに単純なものではないからです。そして何より、私はお客様に対して「嘘」や「無責任な期待」を売りたくないからです。
しかし、**「10年後、20年後も笑顔でいるための、確かなパートナー」をご紹介することはできます。 それが、今日お話しする「杜仲茶(とちゅうちゃ)」**です。
この記事では、曖昧なブームに流されず、自分の体を大切にしたいと願うあなたのために、お茶の専門家として、そして一人の人間として、杜仲茶の真実を包み隠さずお伝えします。 良いことだけでなく、注意すべき点や、業界の裏話も含めて。
長くなりますが、どうぞお茶でも飲みながら、リラックスしてお付き合いください。読み終える頃には、あなたの抱える不安が「確信」と「安心」に変わっていることをお約束します。
第1章:なぜ今、再び「杜仲茶」なのか?一過性のブームとの違い
「杜仲茶って、昔流行りませんでした?」 そう聞かれることがあります。確かにおっしゃる通り、かつてテレビ番組の影響で爆発的なブームになったことがありました。 しかし、ブームというのは恐ろしいものです。需要が急増した結果、市場には質の悪い商品が溢れ、「まずい」「効果がない」というレッテルを貼られて去っていく人も多かったのです。
ですが、今。 静かに、しかし確実に、杜仲茶を選ぶ「本物志向」の方が増えています。それはなぜでしょうか?
1. 6000万年を生き抜いた「生きた化石」の生命力
まず、杜仲という植物そのものが持つ、凄まじいエネルギーについてお話しさせてください。 杜仲は、植物学的には「一科一属一種」という、非常に珍しい孤独な存在です。 実は、恐竜が闊歩していた6000万年以上前には、地球上のあちこちに杜仲の仲間が存在していました。しかし、その後の厳しい氷河期によって、そのほとんどが絶滅してしまったのです。
唯一、中国の山奥で生き残ったのが、現在の「杜仲」です。 想像してみてください。多くの生物が死に絶えるほどの極寒と環境変化を耐え抜き、現代まで命を繋いできたその生命力を。
漢方の世界では、古くから杜仲の樹皮が「上薬(じょうやく)」として扱われてきました。
「上薬」とは、「命を養う薬」とされる生薬のこと。できるだけ副作用が少なく、長く付き合うことで体を健やかに保ち、不老長寿にもつながると伝えられてきた存在です。
これに対し、病気を治すための薬は「下薬(げやく)」と呼ばれ、毒性があるため長期服用には向きません。
杜仲茶は、この強靭な生命力を、毎日のお茶として体に取り入れることができるのです。
一過性の流行り廃りではなく、長い歴史のなかで飲み継がれてきたという「積み重ね」が、そこにはあります。
2. 現代人の悩みにフィットする「ノンカフェイン」の価値
もう一つの理由は、現代人のライフスタイルにあります。 私たちは日々、ストレスと戦い、常に交感神経が優位な「緊張状態」にあります。 コーヒーやエナジードリンクで無理やり体を奮い立たせている方も多いでしょう。
そんな中、杜仲茶は**「ノンカフェイン」**です。 これは単に「眠くならない」というだけではありません。「体を休める準備を手伝ってくれる」という意味でもあります。
- 夜、仕事から帰ってホッと一息つく時間。
- 妊婦さんや、小さなお子様がいるご家庭。
- カフェインを控えるように医師から言われている方。
どんなシチュエーションでも、誰と一緒でも、安心して飲める。 この「安心感」こそが、今の時代に求められている価値なのだと、私は感じています。
第2章:【徹底解説】杜仲茶の成分が、あなたの体にすること
さて、ここからは少し専門的なお話をします。 「杜仲茶 効能」と検索されたあなたが一番知りたいこと。それは**「具体的に、私の体に何をしてくれるの?」**ということですよね。
インターネット上には「痩せる」「血圧が下がる」といった言葉が溢れていますが、その仕組みを正しく理解している人は意外と少ないものです。 ここでは、杜仲茶に含まれる代表的な成分を、分かりやすい例えを使って解説します。
1. 血管の緊張をほぐすリラクゼーション成分「ゲニポシド酸」
杜仲茶の主役とも言える成分、それが**「ゲニポシド酸」**です。
イメージしてください。 あなたの血管が、日々のストレスや緊張でギュッと硬くなり、細くなっている状態を。ホースを指でつまむと水圧が上がるように、血管が収縮すれば血圧は上がり、心臓には大きな負担がかかります。
ゲニポシド酸は、副交感神経(リラックス神経)にやさしく働きかける可能性がある成分として知られています。
「もう戦わなくていいんだよ、少し力を抜こう」 そう体に語りかけるイメージで語られることが多く、ギュッと握りしめられていた血管の筋肉がフッと緩み、血液が流れやすい状態を保つことに役立つのではないかと考えられています。
こうした背景から、杜仲茶は「生活習慣の乱れが気になる方」に選ばれることが多いお茶だと言えます。
無理やり血圧を下げるというよりも、体が本来持っている「リラックスする力」に寄り添う飲み物として注目されている、というイメージに近いかもしれません。
2. 燃焼スイッチをONにする「アスペルロシド」
次に注目したいのが、近年の研究で話題沸騰中の成分**「アスペルロシド」**です。
年齢を重ねると、「昔と同じ量を食べているのに太る」という現象が起きますよね。これは、基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー)が落ちてしまうからです。若い頃は常に燃えていたボイラーの火が、種火のようになってしまっている状態です。
アスペルロシドは、この「種火」を「強火」に戻すスイッチを押す役割を持つ可能性がある成分として研究が進められています。
いくつかの研究では、
アスペルロシドを摂取する
→ 胆汁酸(たんじゅうさん)の働きが変化する
→ 胆汁酸が全身を巡り、筋肉や脂肪組織にあるスイッチを刺激する
→ エネルギーを熱として放出しやすい状態をサポートする
といったメカニズムが示唆されています。
つまり、杜仲茶を飲むことは、「エネルギーを上手に使いたい方の毎日の習慣づくり」に寄り添う存在とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
もちろん、飲むだけで暴飲暴食が帳消しになるわけではありません。しかし、ウォーキングや食事の見直しといった日々の取り組みを、そっと後押ししてくれる心強いパートナーと感じる方も多いようです。
3. お腹の中を掃除する天然ゴム「グッタペルカ」
最後に、杜仲茶ならではの面白い成分をご紹介しましょう。 杜仲の葉をちぎると、ネバネバとした白い糸を引きます。これは**「グッタペルカ」**という天然のゴム質です。
「ゴムを食べて大丈夫なの?」と驚かれるかもしれませんが、ご安心ください。 このグッタペルカは胃や腸で消化・吸収されにくい性質を持っています。
これが何を意味するかというと、食物繊維と同じように、お腹の中を移動しながら腸壁にほどよい刺激を与え、余分な油分や老廃物と一緒に体の外へ排出されやすい環境づくりをサポートするといわれています。
お通じのリズムが気になる方にとって、この「物理的な掃除屋」のようなイメージを持てる存在は、心強く感じられることも多いのではないでしょうか。
第3章:専門家が教える「失敗しない選び方」の鉄則
杜仲茶の成分がいかに素晴らしいか、お分かりいただけたかと思います。 しかし、ここで注意が必要です。 「杜仲茶なら、どれでも同じ効果が得られる」わけではありません。
スーパーの棚に並ぶ激安商品と、専門店の商品。一体何が違うのでしょうか? 「安物買いの銭失い」にならないための、プロの視点をお教えします。
鉄則1:「国産」か「中国産」か? 正しいリスクの見極め方
「やっぱり国産じゃなきゃ不安」
そうおっしゃるお客様は多いです。そのお気持ち、よく分かります。食の安全は何よりも優先されるべきですから。
しかし、事実としてお伝えしなければならないのは、杜仲の原産国は中国であり、世界的に見ても中国産が広く流通しているということです。では、中国産は危険なのでしょうか?
答えは 「管理次第」 です。
私たち「茶つみの里」では、現在取り扱っている杜仲茶はすべて国産のオーガニック原料です。
ただし、これは「中国産は全て危険だから」ではありません。大切なのは、国に関係なくどれだけ厳しい基準で管理されているかということです。
市場には中国産原料も多く流通していますが、その品質は生産者・加工者の管理体制によって大きく左右されます。
一方で、国産であっても、栽培管理がずさんであればリスクがゼロになるわけではありません。
私たちが国産のオーガニック原料のみを扱う理由は、
「誰が、どのように品質を保証しているか」というプロセスを、より透明にできるから です。
茶つみの里が取り扱う国産杜仲茶は、栽培履歴が明確で、残留農薬検査や土壌管理の基準も厳格です。
また、焙煎(火入れ)、選別、粉砕、ティーバッグ加工まで、すべて国内で品質を確かめながら進められるため、味の安定性や安全性の面で大きなメリットがあります。
もちろん、「コストがかかっても、絶対的な安心感と国産ならではの柔らかな味わいを選びたい」という方には、国産オーガニック杜仲茶が最適です。
そして私たちとしても、日常的に飲むものだからこそ、より確信を持ってお届けできる原料だけを使いたいと考え、国産オーガニックのみに絞って製造しています。
鉄則2:ティーバッグの「素材」を見ていますか?
意外と見落とされがちなのが、ティーバッグの素材です。
せっかく健康のために飲むお茶ですから、茶葉だけでなく“袋そのもの”にも目を向けたいところです。
私たち「茶つみの里」では、ティーバッグに無漂白の不織布と、植物由来のポリ乳酸(PLA)素材を採用しています。
ポリ乳酸は、とうもろこしなど植物由来の原料から作られる生分解性素材で、お湯を注いで煮出すお茶でも安心してお使いいただけることから、健康茶の分野でも広く選ばれている素材です。
お湯の中で長く煮出すものだからこそ、袋の素材まで気を配っているメーカーを選ぶことはとても大切だと考えています。
市販品の中には、漂白工程がある素材や、耐熱性の観点で気になるものが使われている場合もあります。
ティーバッグ素材は、商品パッケージに必ずしも明記されているわけではありませんので、気になる方はメーカーの公式情報や商品説明を確認してみてください。
「どんな素材を使っているか」をきちんと開示しているメーカーかどうか。
それも、毎日飲むお茶を選ぶ際の大切な判断基準のひとつだと思っています。
鉄則3:「新鮮さ」は焙煎で決まる
お茶は農産物です。時間が経てば酸化し、味も落ちます。 特に杜仲茶は、焙煎(ロースト)の技術によって味が劇的に変わります。 下手な焙煎だと、青臭さが残ったり、逆に焦げ臭くなったりします。
私たちのようなお茶専門店は、この「火入れ」のプロフェッショナルです。 杜仲茶特有のクセを抑えつつ、香ばしい甘みを引き出す絶妙な焙煎加減。これは一朝一夕に真似できるものではありません。 口コミなどで「飲みやすい」「香ばしい」と評価されているものを選ぶのが、失敗しないコツです。
第4章:正直に話します。杜仲茶の「デメリット」と「注意点」
良いことばかり言う専門家は信用できませんよね。 ここからは、あえて杜仲茶の「デメリット」や「注意点」について、正直にお話しします。
1. 「味」には好き嫌いがあります
正直に言います。杜仲茶は、緑茶や麦茶とは全く違う味がします。 少し独特の土のような香り、微かな苦味、そして後味に感じる甘み。 これを「味わい深くて美味しい」と感じる方もいれば、「薬っぽくて苦手」と感じる方もいらっしゃいます。
初めての方は、いきなり大量買いするのではなく、少量パックから試すことをお勧めします。 また、後ほどご紹介する「美味しい飲み方アレンジ」で、劇的に飲みやすくすることも可能です。
2. 「即効性」はありません
「飲んだ翌日に体重が3キロ減った!」 もしそんなことがあれば、それはお茶ではなく劇薬です。 杜仲茶は、あくまで食品です。体のサイクル(細胞の入れ替わり)を考えると、少なくとも3ヶ月は続けていただきたいのが本音です。 「今日飲んで明日変わる」ことを期待しすぎると、ガッカリしてやめてしまうことになります。 「焦らず、急がず、淡々と」。そんなスタンスが、健康と向き合うときのひとつの近道になると、私は考えています。
3. 飲み合わせに注意が必要な方
杜仲茶はカリウムを含んでいます。カリウムは、塩分(ナトリウム)とのバランスを整えるうえで大切なミネラルのひとつとして知られており、血圧に配慮したい方にとっても意識しておきたい栄養素だといわれています。
その一方で、腎臓のご病気などでカリウム摂取制限を受けている方は、医師への相談が必要です。
服用中のお薬の働きと、日常の食事や飲み物からの影響が重なることで、思わぬ体調の変化につながる場合も考えられるからです。
第5章:効果を最大化する「プロの淹れ方」と「飲み方」
「高いお茶を買ったのに、なんだか味が薄い気がする…」 そんなお問い合わせをいただくことがあります。お話を伺うと、ほとんどの場合**「淹れ方」**に原因があります。
なぜ「煮出し」一択なのか?
緑茶なら、急須にお湯を入れて1分待てば美味しいお茶になります。 しかし、杜仲茶は違います。 杜仲の葉は非常に頑丈で、有効成分であるゲニポシド酸やアスペルロシドは、硬い細胞壁の中に守られています。さらに、グッタペルカというゴム質が邪魔をします。
急須でサッと淹れただけでは、表面の味が少し出るだけで、肝心の成分は茶殻に残ったまま捨てられてしまうのです。 もったいない!本当にもったいないです!
成分をしっかり絞り出すには、**「熱エネルギー」と「時間」**が必要です。
茶師直伝!黄金の煮出しレシピ
面倒に感じるかもしれませんが、この一手間が、毎日の健康づくりをそっと支えてくれると思っています。
- 準備: やかん(または鍋)に水1〜1.5リットルを入れる。
- 投入: 杜仲茶ティーバッグを1〜2包入れる。
- 沸騰: 火にかけ、沸騰させる。
- 煮出し: ここが最重要!火を弱め、お湯がコポコポと揺れる状態で10分〜15分間維持する。
- 完了: 火を止め、ティーバッグを取り出す。
この「15分」が、成分を最大限に引き出し、かつ嫌な雑味が出る手前の「スイートスポット」です。
味が苦手な方へ!魔法のアレンジ・テクニック
「煮出してみたけど、やっぱりちょっとクセが気になる…」 そんな時は、諦める前に以下の方法を試してみてください。私が実際に試して「これはイケる!」と思った方法です。
【その1:キンキンに冷やす「クールダウン法」】 杜仲茶の香りは、温かい時ほど強く感じます。 煮出したお茶を耐熱ポットに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。キンキンに冷やすと、香りが落ち着き、水のようにゴクゴク飲めるようになります。夏場の水分補給には最高です。
【その2:他のお茶と混ぜる「ハーフ&ハーフ」】 麦茶やルイボスティーなど、飲み慣れたお茶と混ぜてみてください。 当店には『和み健茶(なごみけんちゃ)』という商品がありますが、これは杜仲茶にハトムギ、黒豆、タンポポの根など12種類をブレンドしたものです。 ブレンドすることで、杜仲茶のクセが他の香ばしさで中和され、驚くほど飲みやすくなります。ご自宅で「麦茶パック」と一緒に煮出すだけでも、かなり飲みやすくなりますよ。
【その3:意外な美味しさ「杜仲茶ラテ」】 濃いめに煮出した杜仲茶に、少しの牛乳(または豆乳)と、ほんの少しの蜂蜜を入れてみてください。 「えっ!?」と思われるかもしれませんが、ほうじ茶ラテのような感覚で、コクが出て非常に美味しいのです。リラックスタイムにお勧めです。
【番外編:お酒好きの方へ「杜仲茶割り」】 焼酎を杜仲茶で割る。これ、実は通の間では人気の飲み方です。 スッキリとして食事の味を邪魔せず、翌日もなんだか調子が良い…というお声をよくいただきます(もちろん、飲み過ぎは禁物ですが!)。
第6章:お客様との対話(よくある質問 Q&A)
ここでは、店頭やメールで実際によくいただくご質問に、中根がお答えします。
Q. 飲むタイミングはいつが良いですか? A. いつでも大丈夫ですが、「食事中」がお勧めです。 ノンカフェインなので、就寝前でも問題ありません。特にお勧めなのは、食事と一緒に飲むこと。口の中の油分をサッパリさせてくれますし、食事とともに温かいお茶を飲むことで、食後にほっと一息つけると感じる方も多いようです。
Q. 作り置きしても大丈夫ですか? A. 冷蔵庫で保存し、その日中に飲みきってください。 保存料などが入っていない自然のものですので、あまり長く置くと味が変わったり、傷んだりする可能性があります。清潔な容器に入れて、なるべく早めに飲みきってくださいね。
Q. 妊娠中や授乳中に飲んでも平気? A. 基本的には安心ですが、かかりつけ医にご相談を。 ノンカフェインですので、妊婦さんや授乳中のお母さんにも優しいお茶です。ただ、体調がデリケートな時期ですので、念のため医師に相談してから飲むとより安心です。
Q. 子供が飲んでも大丈夫? A. もちろんです! 我が家でも、子供たちは小さい頃から杜仲茶や麦茶を飲んで育ちました。苦味が気になる場合は、水を多めにして薄めに作ってあげると、喜んで飲んでくれますよ。
杜仲茶はミネラルを含む飲み物なので、水分補給とあわせて日常的に摂り入れたいとおっしゃる方もいます。部活や外遊びのときの水筒に入れてあげると、味の変化も楽しめて喜ばれることが多いですよ。
第7章:私たち「茶つみの里」の想い
長々とお話ししてきましたが、最後にもう一つだけ、私の想いを聞いてください。
私は、「茶つみの里」というお店を通じて、単にお茶の葉っぱを売りたいわけではありません。 私が本当にお届けしたいのは、お茶を飲んだその先にある**「安心感」や「健やかな未来」**です。
「このお茶があるから、毎日の食事が楽しい」 「茶つみの里の中根さんに相談したから、安心して続けられる」
そう思っていただけることが、私たちにとって何よりの喜びであり、誇りです。 私たちの仕事は、商品を発送して終わりではありません。あなたがそのお茶を飲み、健康を実感していただくまでが、私たちの責任だと考えています。
だからこそ、分からないことや不安なことがあれば、いつでもご連絡ください。 「煮出し方がよく分からない」「自分にはどのお茶が合っているの?」 どんな些細なことでも構いません。専門スタッフが、あなたの悩みに誠心誠意お答えします。
今日の一杯が、未来への投資になる
健康診断の結果を見て不安になったり、鏡を見てため息をついたり。 そんな日もあるでしょう。 でも、人間はいつからでも変われます。
高いサプリメントを買ったり、辛い運動を無理に始めたりしなくてもいいんです。 まずは、毎日飲む「お茶」を変えてみる。 そんな小さな「変革」が、1年後、10年後のあなたの体に目に見える変化をもたらすきっかけになるかもしれません。
杜仲茶という、太古から続く生命のバトン。 ぜひ、あなたの毎日の暮らしに取り入れてみてください。 そのカップ一杯の温かさが、あなたの心と体に、優しく染み渡っていくことを願っています。
毎日の暮らしに、寄り添うお茶。

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