茶つみの里のよみもの
2026.02.17

ルイボスティーと紅茶、どちらを選ぶべき?原料・製法・健康面の違いを徹底比較

せっかくノンカフェインのお茶を選んだつもりだったのに、「これって本当に紅茶と違うの?」と不安になったこと、ありませんか?

見た目が似ているルイボスティーと紅茶。どちらも赤褐色の温かい飲み物として親しまれていますが、実はまったく異なる植物から作られ、含まれる成分も体への影響も大きく異なります。

妊娠中や授乳中で「カフェインを避けたい」と思っている方。貧血気味で「鉄分の吸収を妨げないお茶を探している」方。あるいは就寝前に温かい飲み物を楽しみたいけれど「眠れなくなるのは困る」と感じている方。

そんなふうに、毎日の暮らしの中で「どちらを選べばいいんだろう」と迷っている方は、少なくありません。

創業約80年、日本茶と健康茶を扱ってきた私たちだからこそ、お伝えできることがあります。

ルイボスティーと紅茶は、見た目こそ似ていても、植物の種類、製造方法、そして何より「体にどう働きかけるか」という点で、まったく別の飲み物です。どちらが優れているかではなく、あなたの今の体調や生活のリズム、そして何を大切にしたいかによって、選ぶべきお茶は自然と決まってきます。

私たちは、目先の安さや流行よりも、お客様の10年後、20年後の健康や安心感を何よりも大切にしています。だからこそ、それぞれのお茶が持つ本当の特徴を、正直にお伝えしたいと思っています。

この記事では、ルイボスティーと紅茶の違いを、原料となる植物の話から、カフェインやタンニンといった成分の違い、そして日常生活での使い分け方まで、丁寧に整理していきます。

読み終えたときに、「自分にはどちらが合っているのか」がすっきりと見えてくる。そんな記事を目指しています。


この記事でわかること

  • ルイボスティーと紅茶の原料となる植物の違いと、それぞれの産地の特徴
  • カフェインの有無が体に与える影響と、生活シーンでの使い分け方
  • タンニン含有量の差と、鉄分吸収への影響について
  • ルイボスティー特有の成分「アスパラチン」の働きと健康面での可能性
  • 味わいや香りの違いと、それぞれに合う飲み方・楽しみ方
  • 妊娠中・授乳中・貧血の方・お子様など、体調や状況に応じた選び方の基準


ルイボスティーと紅茶、そもそも何が違うのか?

ルイボスティーと紅茶は、どちらも抽出すると美しい赤褐色になり、温かくてほっとする飲み物です。けれど、この二つは出発点からまったく異なります。それは、原料となる植物そのものが違うからです。

お茶を選ぶとき、「どんな植物から作られているのか」を知ることは、安心して飲み続けるための第一歩になります。

原料となる植物の違い:まったく異なる植物から生まれる二つのお茶

紅茶の原料は、「チャノキ」と呼ばれる常緑樹です。正式な学名を「カメリア・シネンシス(Camellia sinensis)」といい、ツバキ科ツバキ属に分類されます。このチャノキは、私たちが普段飲んでいる緑茶やウーロン茶、そして紅茶、すべての原料となる植物です。つまり、紅茶は「真正の茶」と呼ばれる、茶の木から作られる飲み物なのです。

一方、ルイボスティーの原料は「アスパラサス・リネアリス(Aspalathus linearis)」という、マメ科アスパラサス属の植物です。見た目は針葉樹のような細い葉を持ち、紅茶の原料であるチャノキとは、植物学的にまったく異なる種類です。

つまり、ルイボスティーは「茶外茶」と呼ばれるハーブティーの一種であり、紅茶とは根本的に違う飲み物だということです。

この違いが、後ほど詳しくお伝えするカフェインやタンニン、ポリフェノールといった成分の違いを生み出します。

産地の違い:育つ土地が味と成分を決める

もちろんです。自然な流れで和紅茶を加えてみました。


紅茶の原料であるチャノキは、東南アジアを起源とし、現在ではインド、スリランカ、中国、ケニアなど、温暖で湿度の高い亜熱帯・熱帯地域を中心に広く栽培されています。比較的土壌への適応範囲が広く、適度な降水量と酸性土壌を好む性質があります。世界中のさまざまな産地で育てられているため、産地ごとに風味や香りが異なり、それが紅茶の楽しみの一つにもなっています。

また、最近では日本国内でも、緑茶と同じチャノキの茶葉を発酵させて作る「和紅茶」が広まりつつあります。海外の紅茶と比べてタンニンが少なく、渋みが穏やかで飲みやすいのが特徴です。国産ならではの安心感と、繊細な甘みや香りが支持を集め、日本茶の新しい楽しみ方として注目されています。

対して、ルイボスティーの原料であるアスパラサス・リネアリスは、南アフリカ共和国の西ケープ州にあるセダルバーグ山脈周辺という、世界でもごく限られた地域にしか自生・栽培されていません。この地域は、極度に乾燥し、寒暖差が激しく、酸性土壌が広がる過酷な環境です。

ルイボスは、この厳しい環境に適応するために地中深くまで根を伸ばし、土壌中の微量ミネラルを吸収する能力に長けています。この特殊な生育環境が、ルイボスティー特有のミネラルバランスや、後述する独自の成分「アスパラチン」を生み出す背景となっています。

つまり、紅茶は世界中で育つ「広く親しまれている植物」であり、ルイボスは「南アフリカだけで育つ希少な植物」という、産地の性格が根本的に異なるのです。

製造方法の違い:発酵のプロセスが風味を左右する

どちらのお茶も「発酵(酸化)」というプロセスを経て、独特の色と風味を作り出します。けれど、その仕組みは異なります。

紅茶は、収穫した茶葉をしおれさせる「萎凋(いちょう)」を行い、その後、葉を揉む「揉捻(じゅうねん)」という工程で細胞を壊します。すると、茶葉の中に含まれる酸化酵素が空気中の酸素と触れ合い、茶葉が酸化していきます。これを「全発酵」と呼びます。この過程で、カテキン類が変化し、テアフラビンやテアルビジンといった赤褐色の色素が生まれます。これが紅茶特有の力強い渋みと華やかな香りの源です。

一方、ルイボスティーには「レッドルイボス」と「グリーンルイボス」の二種類があります。

レッドルイボスは、収穫した葉を細かく裁断し、水分を加えて屋外で山のように積み上げます。すると、約6〜8時間ほどで自然発酵が起こり、葉の色が緑から鮮やかな赤茶色へと変わります。この発酵によって、バニラや蜂蜜を思わせる甘く香ばしい香りとコクが生まれます。

グリーンルイボスは、収穫後すぐに加熱(スチーム)や乾燥を行うことで、酸化酵素の働きを止め、発酵を防ぎます。この手法は日本の緑茶の製法に近く、葉の緑色と豊富な抗酸化成分をそのまま保つことができます。ただし、この製法には特殊な設備が必要で、全体の生産量の5〜10%程度しか作られていないため、市場価格は高めになる傾向があります。

発酵によって風味が大きく変わるという点では共通していますが、紅茶は「酸化酵素を積極的に働かせる全発酵」、ルイボスは「自然発酵で甘みと香ばしさを引き出すか、あるいは発酵を止めてフレッシュさを残すか」という、それぞれ異なる製法の哲学があるのです。

項目紅茶ルイボスティー
原料植物チャノキ(Camellia sinensis)アスパラサス・リネアリス(Aspalathus linearis)
分類ツバキ科ツバキ属マメ科アスパラサス属
主な産地インド、スリランカ、ケニア、中国など世界各地南アフリカ・セダルバーグ地方限定
発酵方法全発酵(酸化酵素による)自然発酵(レッド)/非発酵(グリーン)
色の変化緑→赤褐色緑→赤茶色(レッド)/緑のまま(グリーン)

カフェインとタンニン、体への影響はどう違う?

ルイボスティーと紅茶の最も大きな違いの一つが、カフェインとタンニンの含有量です。この二つの成分は、私たちの体にさまざまな影響を与えます。特に、妊娠中の方や貧血気味の方、眠りを大切にしたい方にとっては、選択の大きな基準となります。

カフェインの有無:紅茶は「ある」、ルイボスティーは「ゼロ」

紅茶には、抽出液100mlあたり約30mg程度のカフェインが含まれています。カフェインは、脳内のアデノシン受容体という部分に作用して、眠気を抑え、集中力を高める働きがあります。朝の目覚めや、仕事中の気分転換には心強い存在です。

けれど、カフェインに敏感な方や、就寝前に温かい飲み物を楽しみたい方にとっては、不眠や不安感、心拍数の上昇といった影響が気になることもあります。特に、妊娠中や授乳中の方は、カフェインの摂取量に注意が必要だとされています。

一方、ルイボスティーは、マメ科植物としての特性上、原料の段階からカフェインを一切含んでいません。つまり、真の意味での「ノンカフェイン」飲料です。

よく「デカフェ紅茶」という製品もありますが、これはカフェインを90%以上取り除いたものであり、微量のカフェインは残っています。ルイボスティーは、そもそもカフェインが存在しないため、乳幼児、妊産婦、不眠に悩む方にとって、紅茶の代わりとして極めて安心できる選択肢となります。

夜、ベッドに入る前にゆっくりと温かい飲み物を楽しみたい。そんなときにルイボスティーは、心地よいリラックスタイムを邪魔しません。

タンニンの含有量:鉄分吸収に与える影響とは

紅茶には、タンニンと呼ばれるポリフェノールの一種が多く含まれています。このタンニンが、紅茶特有の「キリッとした渋み」を生み出しています。

けれど、タンニンには一つ注意したい性質があります。それは、食事に含まれる非ヘム鉄(植物性の鉄分)と結びついて、腸からの鉄分吸収を妨げてしまうことです。

貧血気味の方や、鉄剤を服用している方、あるいは成長期のお子様や妊娠中の方にとって、鉄分は大切な栄養素です。食事と一緒に紅茶をたくさん飲むと、せっかく摂った鉄分が体に吸収されにくくなってしまう可能性があります。

一方、ルイボスティーは「低タンニン」であることが科学的に証明されています。含有量は紅茶の約3分の1程度とされており、食事中に飲んでも鉄分や亜鉛といった必須ミネラルの吸収を大きく妨げることはありません。

貧血の傾向がある方や、妊娠中で栄養管理に気を配りたい方にとって、この特性は非常に心強いものです。食事の時間に安心して飲めるお茶として、ルイボスティーは優れた選択肢となります。

ルイボス特有の成分「アスパラチン」とは何か

ルイボスティーには、紅茶や緑茶には含まれない独自のポリフェノールが存在します。その代表的なものが「アスパラチン」です。

アスパラチンは、ルイボス特有のフラボノイドの一種で、強力な抗酸化作用を持っています。抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素を中和し、細胞の酸化ダメージを軽減する働きのことです。

特に興味深いのは、グリーンルイボスには、レッドルイボスの約81倍ものアスパラチンが含まれているという点です。発酵させないことで、この貴重な成分をより多く残すことができるのです。

また、動物実験においては、アスパラチンが筋肉組織への糖の取り込みを助け、血糖値の急激な上昇を抑える可能性が示唆されています。糖尿病マウスを用いた研究では、アスパラチンを含む飼料の摂取によってインスリン感受性が改善されたとの報告もあり、将来的にはヒトにおける生活習慣病予防への応用も期待されています。

もちろん、これはあくまで研究段階の知見であり、ルイボスティーを飲むことで病気が治るというわけではありません。けれど、日常的に取り入れることで、体の健康を支える一助となる可能性はあるのです。

このほか、ルイボスティーには「クエルセチン」というポリフェノールも含まれており、これはヒスタミンの放出を抑える働きがあるとされ、アレルギー性鼻炎や花粉症、アトピー性皮膚炎の症状緩和を目的とした研究も進められています。

ミネラルバランスの違い:マグネシウム・カリウム・亜鉛の働き

ルイボスティーには、微量ながらマグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄分といったミネラルが含まれています。これらは、セダルバーグの土壌から吸収されたものです。

特にカリウムには優れた利尿作用があり、体内のナトリウムバランスを整えることで、塩分の摂りすぎによる浮腫(むくみ)の軽減を助けます。また、血管の健康を維持し、高血圧の予防に役立つ可能性についても研究が行われています。

マグネシウムは、筋肉の緊張を和らげ、リラックスを促す働きがあるとされています。カフェインゼロという特性とあわせて、就寝前の穏やかな時間を支えてくれる理由の一つです。

紅茶にもカリウムなどのミネラルは含まれていますが、ルイボスティーのほうがミネラルの種類とバランスにおいて独自の特徴を持っています。

項目(100mlあたり)ルイボスティー紅茶
カフェイン0 mg約30 mg
タンニン極めて低い比較的高い
鉄分約0.07 mg微量
亜鉛約0.04 mg微量
マグネシウム含有(リラックス効果)微量
カリウム含有(利尿作用)含有
カロリー0 kcal0 kcal

味わい・香り・飲みやすさの違い

お茶を選ぶとき、成分や健康面だけでなく、「美味しいかどうか」「自分の好みに合うか」も大切な基準です。ルイボスティーと紅茶は、風味の個性がはっきりと異なります。

紅茶の味わい:キレのある渋みと華やかな香り

紅茶の最大の魅力は、タンニン由来のキリッとした渋みと、華やかで多様な香りです。ダージリン、アッサム、セイロン、アールグレイなど、産地や製法、フレーバーの違いによって、驚くほどバリエーション豊かな味わいが楽しめます。

ティータイムの「主役」として、その存在感は圧倒的です。ミルクを加えたミルクティーや、レモンを添えたレモンティーなど、アレンジの幅も広く、嗜好品としての奥深さがあります。

朝の目覚めに一杯。午後のひとときに、お気に入りのカップでゆっくりと。紅茶は、日常に華やぎと潤いを与えてくれる飲み物です。

レッドルイボスの特徴:優しい甘みと香ばしさ

レッドルイボスは、発酵によって生まれる独特の甘みと香ばしさが特徴です。バニラや蜂蜜のような、ほんのりと甘く温かみのある香りがあり、紅茶に近いコクを持ちながらも、渋みが一切ないためマイルドで飲みやすいお茶です。

タンニンが少ないため、後味がすっきりしており、食事の邪魔をしません。ミルクを加えてルイボスミルクティーにしたり、蜂蜜やレモンを添えたりと、紅茶と同じようにアレンジを楽しむこともできます。

カフェインがないため、お子様からご高齢の方まで、家族みんなで安心して飲める温かさがあります。

グリーンルイボスという選択肢:すっきりとした風味

グリーンルイボスは、発酵させずに作られるため、緑茶に近いフレッシュな香りとすっきりした味わいを持ちます。レッドルイボスのような香ばしさや甘みは控えめですが、その分クセがなく、食事と一緒に飲んでも味を邪魔しません。

また、発酵していない分、抗酸化成分であるアスパラチンの含有量が非常に高く、健康面を重視する方にとっては魅力的な選択肢です。

ただし、生産量が少なく、市場に出回る量も限られているため、価格はレッドルイボスよりも高めになる傾向があります。


生活シーンに合わせた使い分け方

ルイボスティーと紅茶、どちらを選ぶべきかは、あなたが「今、何を大切にしたいか」によって変わります。生活のシーンや体の状態に合わせて、上手に使い分けることで、毎日がより心地よくなります。

妊娠中・授乳中の方にはどちらが安心か

妊娠中や授乳中は、カフェインの摂取量に注意が必要だとされています。カフェインは胎盤を通過し、母乳にも移行するため、過剰な摂取は避けたいところです。

紅茶にはカフェインが含まれているため、1日に何杯も飲むのは控えたほうが安心です。一方、ルイボスティーはカフェインがゼロであり、タンニンも少ないため、鉄分の吸収を妨げる心配もありません。

妊娠中は貧血になりやすく、鉄分が特に大切な時期です。ルイボスティーなら、食事と一緒に安心して飲むことができます。温かくて、ほっとする味わいは、体だけでなく心も優しく包んでくれます。

貧血気味の方、鉄剤を服用している方へ

貧血の治療中や、鉄剤を飲んでいる方にとって、タンニンの多いお茶は避けたいものです。紅茶は美味しいけれど、鉄分の吸収を妨げてしまう可能性があります。

ルイボスティーは低タンニンのため、鉄剤との飲み合わせを心配する必要がほとんどありません。食事の時間や、薬を飲むときの水分補給として、安心して取り入れることができます。

もちろん、ご心配な場合は医師や薬剤師にご相談いただくとより安心ですが、一般的にはルイボスティーは貧血の方にも優しい選択肢だといえます。

就寝前のリラックスタイムには

夜、ベッドに入る前に温かい飲み物を楽しみたい。そんなとき、紅茶を選ぶとカフェインの影響で眠れなくなることがあります。

ルイボスティーはカフェインゼロなので、就寝前でも安心です。マグネシウムやカリウムといったミネラルが、穏やかなリラックスを後押ししてくれます。静かな夜に、温かいルイボスティーを一杯。それだけで、心が落ち着く時間が訪れます。

お子様や高齢の方と一緒に楽しむなら

カフェインは、体の小さなお子様や、睡眠の質が気になるご高齢の方にとって、影響が出やすい成分です。紅茶は大人が楽しむには素晴らしい飲み物ですが、家族みんなで同じお茶を囲むなら、ルイボスティーのほうが安心です。

ノンカフェイン、低タンニンで、クセのない優しい味わい。食事の時間に、おやつの時間に、家族で同じお茶を飲める安心感は、何にも代えがたいものです。

朝の目覚めや仕事中の集中には

逆に、朝しっかり目を覚ましたいときや、仕事や勉強に集中したいときには、紅茶のカフェインが力になってくれます。シャープな渋みと華やかな香りは、気持ちをシャキッと切り替えてくれます。

ルイボスティーは穏やかなお茶なので、覚醒効果を求める場面には向きません。それぞれの強みを活かして、場面ごとに使い分けることが、上手なお茶との付き合い方です。

シーン推奨されるお茶理由
朝の目覚め紅茶カフェインによる覚醒効果とシャープな渋み
デスクワーク中紅茶・ジャスミン茶香りによるリフレッシュ効果
妊娠・授乳期ルイボスティーノンカフェイン、低タンニン、鉄分吸収を妨げない
就寝前ルイボスティーマグネシウム、カリウムによるリラックス、カフェインゼロ
運動後の水分補給麦茶・ルイボスティーミネラル補給と渇きの癒し
脂っこい食事中ウーロン茶・グリーンルイボス脂肪吸収抑制や口の中のさっぱり感

安全性と品質について知っておきたいこと

健康のために選ぶお茶だからこそ、安全性や品質への不安はしっかりと解消しておきたいものです。ルイボスティーについて、よく聞かれる疑問にお答えします。

ルイボスティーの残留農薬は大丈夫?

ルイボスティーは南アフリカから輸入される製品です。そのため、「農薬の残留は大丈夫なのだろうか」と心配される方もいらっしゃいます。

結論から申し上げると、日本市場に流通しているルイボスティーは、厚生労働省検疫所による食品監視を受け、残留農薬検査を通過したものだけが販売されています。

さらに、私たちのような国内の製茶会社では、有機JAS認証やFSSC22000といった国際的な衛生管理基準を取得した工場で加工を行っています。原料の選別から、テイスティング、そしてクリーンルームでの自動充填に至るまで、日本国内の厳しい品質基準で管理されています。

特に、オーガニック認証を受けた製品を選ぶことで、農薬に対する不安はさらに軽減できます。品質にこだわったルイボスティーを選ぶことは、安心して毎日飲み続けるための大切な基準です。

「肝機能への影響」という噂の真相

インターネット上で、「ルイボスティーを飲みすぎると肝臓に悪い」という情報を目にして不安になった方もいらっしゃるかもしれません。

この噂の背景には、極めて稀な症例報告があります。それは、1日に10杯以上という非常に大量のルイボスティーを長期間飲み続けた方において、肝機能数値の悪化が報告されたというものです。

しかし、これはあくまで例外的なケースです。科学的根拠に基づくと、通常の範囲である1日2〜3杯程度の飲用であれば、肝臓に悪影響を与えることはなく、むしろ抗酸化作用による保護効果が期待できるとされています。

何事も「適量」が大切です。どんなに体に良いとされるものでも、極端に摂りすぎれば負担になることがあります。ルイボスティーに限らず、バランスを大切にすることが、健康を守る基本です。

ご心配な方は、医師にご相談いただくと安心です。私たちは、あくまで情報提供と安心のサポートをする立場ですので、医療的な判断は専門家にお任せいただければと思います。

日本国内での品質管理と製茶技術の役割

ルイボスティーの品質を左右するのは、原料だけではありません。どのように加工され、どのように管理されているかも、非常に重要です。

私たち茶つみの里は、1946年の創業以来、掛川名産の深蒸し茶で培ってきた製茶技術を、ルイボスティーの加工にも応用しています。原料の選別、風味のテイスティング、そして衛生管理の行き届いたクリーンルームでの自動充填まで、日本国内の厳しい品質基準に基づいて、一つひとつ丁寧に仕上げています。

また、FSSC22000を取得した工場から、アメリカ市場への輸出も行っています。南アフリカの原料を、ただ輸入してそのまま売るのではなく、長年の製茶技術と誠実な品質管理によって再構築する。それが、私たちが大切にしてきた姿勢です。


まとめ

ルイボスティーと紅茶は、どちらも美しい赤褐色の温かい飲み物ですが、その中身はまったく異なります。

紅茶は、チャノキという植物から作られる「真正の茶」であり、カフェインとタンニンを含み、キリッとした渋みと華やかな香りが魅力です。朝の目覚めや、仕事中の集中力を高めたいときに力を発揮します。

一方、ルイボスティーは、南アフリカのマメ科植物から作られる「茶外茶」であり、カフェインゼロ、低タンニンという特性を持ちます。妊娠中や授乳中、貧血気味の方、就寝前のリラックスタイム、そして家族みんなで安心して楽しみたいときに、優しく寄り添ってくれるお茶です。

特に、ルイボス特有の成分であるアスパラチンや、ミネラルバランスの良さは、日常的に取り入れることで健康を支える一助となる可能性があります。

どちらが優れているかではなく、あなたの体調や生活のリズム、そして何を大切にしたいかによって、選ぶべきお茶は自然と決まってきます。

カフェインの覚醒を必要とする場面では紅茶を、身体への優しさと長期的な安心を求める場面ではルイボスティーを。それぞれの強みを活かして、上手に使い分けることが、毎日を心地よく過ごすための鍵です。

私たちは、目先の売上や流行ではなく、お客様が10年後、20年後も安心して飲み続けられるお茶をお届けしたいと考えています。原料の選別から品質管理まで、誠実に向き合うことで、本当に信頼できるお茶をお届けすることが、私たちの責任だと思っています。

毎日の暮らしに、寄り添うお茶。


「長く安心して飲めるお茶を届けたい」
そんな想いから、私たちはオーガニックのルイボスティー、国産オーガニックの和紅茶を作っています。
この記事の内容に共感していただけた方は、よろしければ一度ご覧いただければ嬉しいです。

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